渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -92ページ目

経験値とは

どんなに頑張ってもキャスティングされない場合はある。

どんなに勉強しても、逆に動くチャートはある。


大事なのは、そこでブレないこと。


じぶんの範疇(はんちゅう)でない事象(じしょう)に、一喜一憂しない。

それらを全部取ろうとして方法を複雑化し、その時点ではフィットしても、次からはかえって使えなくなる。

それを怠慢とは言わない。


なにが大事で、どうシンプルにしていくのか。


そこで必要なものこそが、経験値なんだと思う。

ぼくたちの仕事

CMのオーディション。

たいていはモデルさんのキレイどころが好まれるが、演技のできる俳優をテーマに呼んでもらえる場合、書類選考で残ればわりといいところまで行かれる気がする。


映画監督の撮るCM。


最終選考に集まった数人も、映画のキャスティングのようだ。

一見地味目だが、タレント化しておらず悪目立ちはしない。

あとは、シーンで共演者と絡んだとき、いかに化学反応を起こせるか。

そのなかでも、じぶんの子供時代やら父親やら母親やら。

顔の系統が似てないね、なんて弾かれることもある。


それはご愛嬌。


良ければ、また呼んで、みたいな感じ。

求められている現場でしか、結局はうまくいかないもの。

そして、それをそうさせるのが、ぼくたちの仕事。



永遠の初心者

まずはリハーサルでワンシーンを通してみる。


想い想いのかのじょたちが、画面のなかで遊ぶ。


こちらとのイメージの相違や、解釈、ニュアンスをすり合わせる。

その後、ワンカットの重みを知る。



今回の面白いところは、じぶんの映像が自宅でチェックできるところ。


もちろんパスワードで規制しているので原則、外部に漏れることはない。


リハーサルを不特定多数に見せる、露悪(ろあく)な趣味はない。

水面下でつねに動かしている水掻(みずか)きをだれかに見せつける必要がないのは、メンタルを駆使する演技トレーニングと一緒だ。

ここで安心して実験、冒険できるからこそ、現場ではバタつかずにすむ。


次回は
11/9(金)15:40~18:40 (於:新宿区大久保)


昨夜の参加者は、毎朝鏡を見るようにPCを立ち上げ、毎日じぶんの映像を見てほしい。

録音したじぶんの声に違和感を感じているナレーター、出来上がったスチールに違和感を感じるモデル。


そんなふうに、永遠に初心者でいる必要はない。