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60日間世界一周録

期間:2012年12月30日〜2013年2月28日

ペルーには、初めて「歩き」で入国。ゆるーい感じがたまらない。

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そんな、ペルーとボリビアにまたがってデカデカと輝いているのが、ティティカカ湖。

ボリビア側には、インカ帝国発祥の地といて初代皇帝が降り立ったとされている太陽の島が、ペルー側には、葦でつくった人工大地と家々が立つウロス島がある。

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太陽の島は、伝説に違わず島の端々に神々しさを感じる。
木々の濃さ、流れる水の豊かさ、そして標高3千メートル以上でなぜこんなにも栽培できるのかと驚く、薬草やハーブの畑たち。葦で作られた昔ながらの船にも乗せてもらった。ちなみに、船の先端はピューマの顔!インカ文明においては全てが空、地上、地下と3つの世界に分けて考えられていて、それぞれを象徴する神様が、コンドル、ピューマ、ヘビなんだとか。

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一方のウロス島には、ウス族の人々が暮らしている。
葦でつくった土台に葦を積み上げて島をつくり、その上に葦で作った家を建てている。
そんな大小の島々がいくつもある。この島では子どもたちの描いた絵を買う。
女の子がしっかりしていて、男の子たちがそれにくっついていく姿は日本とまるで変わらない。

そんな、家の手伝いをしっかりする子どもたちも、駄菓子屋みたいな船が島にきたとたん、競ってお菓子を買い求めていた。
やっぱりチョコレートが好きなんだな。
外国資本のことやらなんやら、いろいろ考えたくなるけど、難しいこと抜きに、とにかくその子どもらしさにホッとする光景だった。

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ボリビアで一番美味しかったのは、地元の人が朝食に食べるというサルティーヤ。
ワラカスさんがオススメの店に連れてってくれた。

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アルゼンチンやペルーのエンパナーダに似ているけど、中身はこちらの方がゴロッとした野菜などがたくさんで熱々。
味付けもちょっと甘めのソースが特徴的。
高山病になってから初めて食べたものもこれで、今となってはかなり救われた気がする。

そしてボリビアはお土産が豊富で、しかも安い!
カラフルな帽子や手袋などをはじめ、鍋つかみ、指人形、アルパカ人形、それから呪術に使うというリャマのミイラといった怖いものまで、見て回るだけでも楽しい。
この地の先住民であるインディヘナのおばちゃんたちが着ている服も色とりどりで、街を歩いていて全く飽きることがない。
おばちゃんたちはあんまり笑顔がないから最初はビビるけど、話してみると優しい人が多かった。

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ウユニ塩湖から市内へ戻るときなんて、車内でZARDが流れるという奇跡も!
これはドライバーのおじいちゃんの親切心。歌詞と風景がめちゃくちゃ合っていて、涙ちょちょぎれ状態だった。
旅の風景を形作っているのは、もちろんその壮大な景色たちが主役だけど、振り返ると、誰と一緒に観たか、どんな人と出会ったかも極めて大きな要素だし、最高の舞台には欠かせない。

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ウユニでは、塩のホテルに宿泊。
名前の通り、廊下や壁、机やベッドまでもが塩で出来ている。

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洞窟、砂漠、草原、氷河と来て、今回は塩の家。
ちなみに、ペルーのウロス島では葦の家だった。
人間が生きていこうとする上で、環境に適応してかつ環境を活かしきる知恵と技術の深さに、ここでも驚かされる。お菓子の家なんて、序の口なんだな・・・。

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世界中で実際に存在しているこういった原初的な生活能力は、絵本やファンタジーの世界をも上回っていると思う。
子どもが段ボールや布や折り紙や、とにかく身の回りにある子どもにとって「手応え」のある物で何かを創ること、創りたいと思えることは、やっぱり大切。
どれだけ科学技術が発展しようとも、むしろ飛躍的に発展した都市の中においてこそ、耕すべき心の根っこなのだと再確認。

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高山病という予想外のハンディはあったものの、
ついに憧れのウユニ塩湖に到着!

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湖が鏡のように空や人を映す鮮やかさは、ひたすら感動!
あまりに非日常的な衝撃で、もしも天国があったらこんな景色なのだろうと本気で思う。
ウユニ塩湖をアテンドしてくれたのは、2週間前に結婚したばかりというワラカスさん。

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名前の通り、笑いが絶えない最高のドライブだった。
そしてサンセットの美しさ。目にも心にも刺激が強すぎて、もはや痛い。

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高山病の夫はダウンしたけど、元気な妻はその後星空を観るドライブにも出かけていきました。

雨季にしか観られない鏡のような水面は、風の吹き方などによっても常にコンディションが変わる。
そもそも雨が降らなきゃ観られないし、かといってずっと雨が降っていたら美しい写真は撮れない。
幸運も必要とするところがまた憎い、ウユニ塩湖。
歴史の中でたくさんの戦争を経て、海や山を奪われてきたボリビアに残された、これは宝物でしょう。高山病に負けずに来られてよかったー。

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アンデス山脈を超えてチリのサンチアゴへ。
そこからボリビアのラパス、標高3,600メートルの街へと一気に飛ぶ。
この「一気に」というのがいかに無謀だったか・・・。
到着ロビーに降り立った瞬間から頭がくらくらし始め、ホテルに着く頃には立っているのもやっと。ベットに寝転んだら、さらに割れるような頭痛と猛烈な吐き気が襲ってきた。
疑いようも無く高山病の典型症状!
今思えば、この「すぐ横になる」というのも御法度だったらしい。
呼吸が浅くなるせいで、よけいに症状が悪化するとのこと。
ひどい頭痛のせいで夜もほとんど寝られず、翌早朝にはクラクラのままラパスの国内線空港へ。
この時点で、ウユニはおろか、その後のクスコなどの予定もほとんど諦めかけていた。
多分、病院行きだなと・・・。

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その後、空港で飲んだ鎮痛剤と、ウユニに着いてすぐ買った高山病の薬を服用したおかげで、
少し持ち直す。なんとかウユニ塩湖を堪能できたけど、
その日の夜にはまた激しい頭痛で精神的にもきつくなり、緊急搬送が頭をよぎる・・・。
結果的に、高山病についてはこの夜がピークで、その後徐々に順化していくことができた。
今回の旅で最も「死」の恐怖を感じたのは、マラリアでもテロでもなく、高山病だった。
旅を通じて、日本や先進国の恵まれた環境の数々を改めて思い知らされてきたけど、酸素を普通に吸えることがこんなに幸せとは・・・。

そしてずっと看病してくれたまきに、ただただ感謝。


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