追悼 モハメッド・アリ | 那嵯涼介の“This is Catch-as-Catch-Can”


モハメッド・アリという不世出のボクサーについては、すでに書き尽くされた感があり、私が取り立てて語ることはありません。

ひとつだけ特記するならば、彼とアントニオ猪木の「格闘技世界一決定戦」が無ければ、グレイシー一族が如何に偉大であろうとも、今日におけるMMAの興隆はなく、UWFも存在しなかったことは明白である、ということです

アントニオ猪木という開拓精神旺盛なプロレスラーがいて
、さらにプロボクシングの現役世界王者がモハメッド・アリでなければ実現不可能な、奇跡ともいえる一戦でした。

安らかにお眠り下さい。
合掌。