僕が練習するようになったわけ | 今井亮介でよかろうもん!

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日々思いついたことを徒然なるままに

明日からワールドカップ東京大会に出場するために上京です。

東京と福岡を行ったり来たりになってるみたいになってますが、この遠征で香港から始まった出張ロードも終わりなので自分が納得できるタイムで泳いでスッキリと日常の生活リズムに戻っていきたいですね。

今日はアクセス久留米に行って5,000mちょっとを泳いできました。

練習に来る前からバテてたので、全部やり遂げるのに一苦労だったけども、しっかり泳いで清々しい気分です。

練習のハイライトは3つ:

プルで400mを4本、最初の2本はシュノーケルとテックボードで、後半の2本はそれらにパドルを追加して、5分40秒サークルで泳ぎました。

1本目 4分43秒、2本目 4分39秒、3本目 4分40秒、 4本目 4分45秒・・・

最初から頑張ってラストは撃沈。

続けて、1分30秒サークルで100mを8回、フィンとパドルを着けて2本平泳ぎ+ドルフィンキック、1本背泳ぎの順で。平泳ぎは1分13秒から15秒で、背泳ぎはサークルに間に合う程度。

これは最初から最後までキツかったぁ(涙)平泳ぎ+ドルフィンキックを泳ぐ際はコアに適度な緊張が自然に入った状態になるんですが、今日は無緊張。腰が悪くなるんじゃないかって感じだし、上半身は上手く動かせないし、もがいてました。

最後にメインセットの50mを15回のインターバルセットを1分40秒で。これは泳ぐ前からあんまりきつかったので、佐藤支配人にお願いして、5本ずつのディセンディングにして背泳ぎ、平泳ぎ、クロールで泳ぎました。

背泳ぎは最初ってこともあって、32秒3から29秒3とうまくディセンディングできたのですが、

平泳ぎから雲行きが怪しくなって、35秒3から始めて、4本目で33秒0まで来たのですが、5本目も33秒0(爆)後半の25mが全く動かなくなる、30を過ぎてからの僕の特徴が顕著に出ました。

クロールに至っては29秒で始めてからどんどん遅くなる、アセンディングになってしまい、ラストは32秒。まさに地獄の32秒間でした(笑)

佐藤支配人にも良く頑張りますねと褒めていただき、選手達とジャクジーに入ってからWEイノベーションの社長を兼務するうちの専務殿を乗せて福岡に帰還。

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試合を前にして、どうしてこんなに追い込むのかと聞かれるんですけども、

まずは去年までの事故で塞ぎ込んでいた自分の殻を破って吹っ切れてるということを前置きした上で列挙しますと・・・

なぜならこの大会が僕の目標ではないからです。良いタイムを狙って泳ぎますが、あくまで練習の一環と位置付けてるからなんですよね。

USCでシュバートコーチのトレーニング方針の下で5年もやってましたので、本当に記録を出したい大会までは練習にかける時間を存分に取るというのが体に染みついてますし、それが合ってる気がします。

練習量も現役時代に比べて減り、今週は2回泳いだだけで大会へ移動してしまうような生活になりましたし、自分の体が現役だった十数年前に比べて変化してますので、それなりのアレンジはしてますけど、本質的なメンタリティはUSCで築かれたと思ってます。

また、歳を取って、練習時間と環境の確保から作らなければならなくなった自分は、現役時代に比べて練習環境があることの有難味を骨身に染みて理解してるつもりなので、練習ができる時はその1本1本を大事に、そしてできるだけ全うしたいという思いがすごく強くなりました。

最後に、僕はこのアクセス久留米の顧問ですから、できるだけ週に1度は来て、選手達と泳いで、伝えられることがあれば伝えて、手本になれるように最善を尽くすことで、一生懸命に働いて下さるスタッフと選手をはじめとする会員様へのお手伝いにしたいという気持ちがあります。

日本中にいろんなスイミングライフがあると思いますが、自己ベストに向けて純粋に頑張ることができる環境を持つ30代スイマーはそんなにいないと思います。

この恵まれた環境があるうちは、与えれた時間を存分に使って自己表現をして、50mだけでなく100mでも生涯ベストを更新したい。

その気持ちが僕をプールに駆り立てて、練習で自分を奮い立たせます。

土曜日のレース、どうなるかは分かりませんが、やるだけやってきます!


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