過程で覚えるべきことがあったりするわけですよ | 今井亮介でよかろうもん!

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日々思いついたことを徒然なるままに

ふと思ってツイッターで呟いたんですけれども、

水泳を競技として行ってく中、ジュニアスイマーやマスターズスイマーが平泳ぎで自己記録を更新することは、競技特性を理解して、基本を忠実に守ることで、ある程度達成し得るのではないかと思います。

最近のトレンドで、ボディポジションの高さに着目して、必ずしも水面に対してフラットである必要がなく、R・ソニ選手のようにテンポを高く保って泳ぎ続けるというのがありますが、

自らが立っているステージごとに覚えなければならない技術や感覚というのがあって、それらを習得して初めて映像で華やかな舞台に立っている選手の技術という物を実践できるではないかと、個人的に思います。

足し算を勉強してる小学生がいきなり代数や幾何をやらないと一緒ですよ。

年齢や競技レベルというのは、一種の階段のようなものであり、一歩ずつ着実に上っていく必要性を感じた僕の個人的な例がKSG岩田屋時代にメニューの中であった、スカーリングという練習です。

もともとドリル練習が非常に多く練習量もさほど多くないチームでの練習でしたが、小学生時代に行っていたスカーリングの反復練習は、僕を選手としてかなり器用にしたと思いますね。

昭和の頃の練習ですので、今考えれば脈拍を上がらないドリル練習を頻度として明らかに多くやり過ぎたと思いますし、関節の動かし方でつじつまの合わない動作もあったり、非合理的な所もありましたが、

岩田屋スイミングクラブを卒業し、大学へ進学し、南カリフォルニア大学で選手の最盛期を迎えた時には、岩田屋スイミングクラブで培った技術が、フォームの調整や改良などに役に立ったと思います。

スカーリングだけに着眼して話をするにあたって、上記の裏を返せば、平泳ぎの上半身の動きの中で最重要視される部分の1つとして、アウトスイープからインスイープへの返しの局面があって、そこを得意とする選手は無駄なく水をキャッチできるため、スピードを出しやすいということになるのかなとも思うのですが、

上半身も下半身も、上級のスイマーになり戦う際に必要なポイントが数点あって、それを適正な年齢で実践することができるような準備にあたる反復練習が、目標から自分の位置が離れている間に必要だったりするんだと思います。

もちろん天才はいますのであてはまらない方もたくさんいらっしゃいます。これは僕というスイマーの競技者としての過程から考えることで、一般論ではございません。悪しからず・・・

$今井亮介でよかろうもん!!

馬鹿力で泳いでた上の自分の技術にダメ出しばっかりの近年。こいつは泳ぎが下手だった(笑)


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