1月7日:まだ覚悟が足らん | 今井亮介でよかろうもん!

今井亮介でよかろうもん!

日々思いついたことを徒然なるままに

1月7日です。

会社の創立記念日です。

まだまだ弱々しいですが、なんとか五期目に入ることができました。厳しい世界で多くの起業者が3年以内に廃業する中、今この瞬間までワンダーイヤーズとして仕事をさせていただけているのは、間違いなく皆さまのおかげです。

独立した当時に天井を見上げながら、何とも言えない不安を感じたことを鮮明に覚えていますが、その時の危機感はこれからも持ち続け、常にユーザーの皆様の目線と立場を想像しながら全力で仕事をしていこうと思っております。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

それとですね、

僕も今日35歳になりました。

たくさんの方からお祝いのコメントをいろいろなSNS媒体を通していただいております。誠にありがとうございます。

正直35歳とは言ったものの、まだ誇れるようなことを1つもしていないことが恥ずかしく思えます。

昨日から始まった大河ドラマ「八重の桜」に登場する吉田寅次郎こと吉田松陰は、明治維新の精神的指導者として、多くの志士に影響を与え、日本の発展に寄与しましたが、安静の大獄にて斬首されたのは30歳です。

満29年の短い生涯の中で、高杉晋作や山縣有朋、そして日本の初代総理大臣となる伊藤博文を教育して、死刑が執行される前に弟子に残した辞世の留魂録の中で、

身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂
(我が身は、たとえこの武蔵の野に朽ちてしまっても、自分の国を思う魂は留めておこう)

と読んでいます。

また、現代でも人気の坂本龍馬は32歳で暗殺されるまでに、大政奉還の成立の立役者となり明治維新に影響を与えてます。

同じく昨日テレビ放送があった「連合艦隊司令長官 山本五十六」の時代、多くの若者が日本の未来と発展のため、砲弾に自ら向かい、命を落としています。

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守るべきもののために、大義のために、死の恐怖にまで打ち勝って若い命を燃やした先人に比べれば、僕は全くもって甘い。

会社を育て、繁栄させ、若者に仕事を与え、理想を厳しい現実の中でしなやかに形を変えながら持ち続けることを教える

未熟な僕が考えつくのはその程度ですが、せめてそんな経営者となるよう、頭と体の全てを使いたい。

僕の憧れである白洲次郎氏がGHQに「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめたのは、白洲氏が43歳の頃。

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43歳までのあと8年、覚悟を持って、何かを成し遂げたとプライドを持てるような仕事ができるようまい進します。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。