レ・ミゼラブル観てきました^^ | 今井亮介でよかろうもん!

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日々思いついたことを徒然なるままに

ずっと楽しみにしてたレ・ミゼラブルを観ました。

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すごく良かったです^^

今年観たミュージカル映画としては、「ロックオブエイジズ」に続いて2本目でしたが、両方面白かったなぁ。

レ・ミゼラブル(ああ無情)は、19世紀のロマン主義フランス文学の代表的な作家であるビクトル・ユーゴーによって書かれてるんですよね。ビクトル・ユーゴーといえばディズニー映画にもなった「ノートルダムの鐘(ノートルダムドゥパリ)の作者としても有名で、中学校の文学史でも習うんじゃないかな。

実はレ・ミゼラブルのストーリーを全く知らなかったので、映画で知っちゃえと思ってました。

フランスが王政から、普仏戦争でナポレオン三世が失脚して、パリコミューン(パリ市民の武装蜂起)を経て第三共和政となる辺りの話で、まさにユーゴーが活躍してた頃のフランスの話で、すごくきれいな話だなぁという印象です。

主人公となるジャン・ヴァルジャンとジャヴェールのキリスト教の解釈の相違から起きる行動の多様性と葛藤の描写が個人的なハイライトかもです。追う者と追われる者、望むものは同じなんですが、アプローチが違う・・・現代社会にも繋がる所がある気がします。

また、国旗の色や精神にはためく色の描写は、実にフランスらしいと思いました。

フランス国旗の、青は自由、白は平等、赤は博愛を表すという俗説を物語を通して素敵に表現してましたし、クーデター前夜の赤と黒の表現をする歌はユーゴーと同時期に活躍したスタンダール作の「赤と黒」を連想しました。

それにしても、フランスを舞台にした映画で、ジャン・ヴァルジャンとジャヴェールが両方ともオセアニア出身というのはとても面白いキャスティングでした^^

また、物語の中で話される英語がきれいで、聞き心地が良かったです。僕の会社を通して海外に英語を勉強するために留学される方にはぜひ観て学んでほしいと思いましたね。

映画中で出た表現で、これは英語を勉強してる方にとって役に立つかもと思ったことが数箇所あって、2つだけ紹介したいと思います。

1.「~する価値がある」はbe動詞+動名詞(~ing)だよ。worth+to 動詞の原形にしないということ。

中学生で習う英語ですけど、これまで出会った学生さんの中には、worth+to 動詞の原形とする方がいらっしゃいました。

自身の好きな言葉を入れて練習していただければと思いますが、僕であれば:

Swimming is worth spending my energy and time.
(水泳はエネルギーと時間を費やすだけの価値がある)

って使います(笑)~する価値があると言う表現を主語と動名詞を入れ替えて遊びながら慣れて行くと覚えやすいかも。

2.、theeとかthyという言葉が出るシーンがあるが、両方とも古い代名詞thou(汝)の変形。theeは目的格で「汝を」、とか「汝に」となって、thyは所有格で「汝の」になる。留学でもしなければ、聞いて何だか分からなくて当然の言葉。

これに関しては、教会のシーンがいくつかありますし、文学作品をミュージカルにしてるので日本で学校に行ってると英文科にでも行かないと習わない言葉になるので、もし聞く練習をしてどうしても分からなくても、分からなくて当たり前だと思ってしまえば良いと思います。

作品を通して良い英語を聞けるので、楽しみながら教材代わりに聞くトレーニングをしても良いと思います。

レ・ミゼラブル、おすすめです^^


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