グローバル人材って何だろう | 今井亮介でよかろうもん!

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日々思いついたことを徒然なるままに

昨日はスターバックスにて外国から友人達と話したのですが、

実にインターナショナルな集まりになって、小さな国連かでした(笑)

ただ、その中で日本の教育にトピックが移った時に少々腹が立ったんですよね。

基本的には外国人による日本の教育の批判だったのですが、それぞれいろいろな不満はあっても、外国人に批判されるのは腹が立ちます。

僕は、公立の小学校と中学校に通ってた、いわゆる普通の日本人の子供だったので、受験の準備にかまけて、創造力や論理的思考の向上をおろそかにしていることを指摘された時に、イラっとしてしまいました。

日本の教育に大きな改善の必要があるのは、日本人の大半が感じていることですし、完璧な教育システムであるとはとても言えないでしょう。

でも、外国人に批判される筋合いはないと思ってる。

そして、問題点を指摘することはどんな人間でもできるのであると思いますが、肝心なのは問題点をどう改善していくのか、改善のために今何ができるのかが本当に大事なことではないでしょうか。

この国の教育システムを通った経験がないのに、問題点だけを吐き捨てられるのは不愉快ですし、そもそも何が良い教育なのかの定義がない以上、個人的な好みで善悪を判断されるのも困ります。

日本の国際競争力の低下は昨今大きな問題として取り上げられて、グローバル人材の育成が急務とされているようですが、グローバル人材というのは外国の文化を崇拝している人間のことを言うのではない。

むしろ、日本の長所を外国に住む人が理解できる言語で伝え、外国の文化風習を理解した上で交渉を行い、日本や企業の繁栄に寄与できる人材を言うのだと個人的に信じています。

僕の会社は水泳を中心としたスポーツ用品の物販をしている部門とは別に、留学を案内する部門を持っています。

僕は、前途の通りどこにでもいる普通の子供だったので、僕のように普通の生活を送ってきた学生が、外国での生活を通し、言語はもちろん、生活様式の違い等を学んで、外国の長所短所を感じとって、帰国して生活するにせよ、外国に永住するにせよ、生きていく上での糧としてほしいと思ってます。

そして、日本という国がどんな所で、日本の好きな所を、その国の言語で話すことで、日本を宣伝してほしいとも思ってます。

ビジネスの国際競争が激化する中、日本の人材育成教育で課題とされる分野は多々あるでしょうが、欧米崇拝で何人か分からない存在ではなく、日本人としての個性を保存したまま、国際社会で活躍できるような人物になって、留学前より人生選択のオプションを増やし、豊かな人生を送るお手伝いが少しでもしたいんです。

外国人と話をすることがとても多い生活をしてはいますが、そんなことを感じた時間でした。


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