昨日は仕事の後にスイマー仲間の相談に乗ってきました。
人生の事や競技の事、不満や不安を感じながらもがいているようだったので、
現状のストローク改善のアドバイスと、僕の競技/社会人経験から思うことを話してみました。
霧が晴れるような良い話ができたとは思わないですが、何らかの参考になっていたらと願ってます。
練習について、僕が思うことというのの根幹は、
結果の良し悪しは、「どれだけトレーニングをしてきたか」よりも、「どうトレーニングをしてきたか」によるところが大きいということ
と、
目標は詳細にして、現状から何をどれだけ積み足していけば、最終的に到達するのかを考えることで達成の可能性を高めることができるということ
の二点にあります。
上の二点は極めて当たり前のことなのですが、渦中にいる当事者にとっては身落とすことが多いようですね。
僕のUSC時代は名将マーク・シュバート氏の下で豊富な練習量を毎日こなしていて、自分自身にスイマーに必要な身体の強さがなかった頃はその練習が効果的に作用していました。
しかし、ある一定のポイントから量をこなすだけでは補えなかったり、強化のポイントが変化してくるのを感じ、シュバートコーチと相談の上、スプリントチームに入りました。
身体も日に日に変化しますし、トレーニング理論や泳技術は日進月歩で発展を遂げていますから、自分のニーズとトレーニングが合致するポイントを見つける必要があるのではないでしょうか。
また、大会での勝利や、ベスト記録の更新を目指す時に、目標に対して今の自分に足りている所
と足りない所を分析するために、目標をより細分化させてそのどうアプローチをするかを決め、そこそこの時間をかけて取り組んでいくことが勝利をもぎ取る上で重要だと競技者としての経験と、これまでの社会人としての経験から思います。
組織で目標に向かう時、個人が組織の中で機能するための最低限の規律は必要ですが、個々が組織の目標達成のために最大限のパフォーマンスを出すまでのアプローチは違うことを考慮に入れ、結果を出すべき場所で個々が最高のパフォーマンスをするための準備をすることを考えるべきだと思います。組織での準備が個人のパフォーマンスの妨げにならないようにってところでしょうか。
友人が最終的に良い結果をだせますようにと、マスターヨーダ今井は願ってます(笑)
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