趣味と音楽家たち | 綺麗なものを感じるために

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何が好きかと聞かれたら、私はテレビと映画が好き、と言うでしょう。

おそらく多くの方が好きであり、むしろ嫌いな方はいないんじゃないか、ありきたりで個性のない趣味だとか思われても仕方がありません。

でも、自分ではそういう次元ではないんです。

まず、好き嫌いがあります。

ニュース番組、スポーツ番組、ドラマは観ません。

バラエティ、これに限る。

つまり、笑いが好きなんです。

と、なると、またお笑いというカテゴリーがありますので、そっちに含まれるんじゃないかと。

違います。

芸人がやるバラエティも、好きなんですが、特に最近の番組は笑いのプロではない人を番組でキャプチャーし魅力を伝える、という企画をしている傾向があります。

番組名で言うと、アウトデラックス、100秒博士アカデミー、あすなろラボ、などでしょうか。

どれも芸人が登場してきますが、ゲストは一般人で芸人はその人たちから魅力を引き出すスパイスのような役割を担っているだけのような気がします。内容や趣旨は違いますが、人の魅力を伝えてくれる番組です。

家にはテレビがなく、リアルタイムで見ることはできないし、パソコンでしか見ませんが、見るときはまとめて5、6回分ざらに見ます。

見まくっているうちに、その番組にハマってしまい、ネットにアップされているのを全回見てしまうってこともしばしばです。

ハマってしまう魅力のある番組でさらに特徴をあげるとしたら、ためになる知識(情報、哲学)と強い個性でしょうか。

人の魅力ってスゴいです。



テレビのことを書きましたが、本も読みます。

でもこれは趣味ではなく、もはや欲望ですね。

食欲、睡眠欲、性欲、と続く感じで読欲。

本は一人の人間が知恵を絞って絞ってひねり出した考えを文章という個性で文字にして表してるものです。

面白くない訳が無い。

それなりに出版の時にリスクを伴いますから、下手な書き手ってなかなかいない。

自分の考えと違ったりすると、それもそれでそういう考えの人もいるんだと学ぶことができます。

最近はこういうブログなりSNSなり情報発信は誰でもできます。

なので本を読まない人増えると思います。

本はマイノリティーになりつつあるのかもしれないですね。

けれど、こういう時だからこそ、本を読むことで個性を伸ばしたり、普段接しない先人の教えを手軽にできます。

難しいのもあるけど、読み難くしようと思って書いてる方はいません。

何かその人の個性を訴えるためにそういう表現になるんです。



学業から離れて思います。

知ることって楽しい。



なので最近得た情報を忘れれないために書きます。



   「林修先生の今やる!ハイスクール 9月24日」 葉加瀬太郎がゲスト講師で出演



クラシックのことについて知りたかったので、今回はすごく収穫だった。





バッハ

・1000作以上作品を書いたが一切駄作がない

・当時はあまり有名ではなく、人気はなかったが、今は音楽の父と言われている

・バッハがいなければその後の全ての人はまずでてきていない

・死んでから50年100年経ってからベートーヴェンやメンデルスゾーンが今のバッハの地位に押し上げた


モーツァルト 有名曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

・音楽史上で最も神からのギフトを持っていた作曲家(天才)

・交響曲を書く時は理屈で書いていくことがいっぱいあり、構築していかなければならないが、モーツァルトは理屈を考えているスピードよりひらめきのほうが速かった

・ただひたすらメロディーが降りてきちゃうタイプ

・アイネ・クライネ・ナハトムジークの始めの4小節と次の4小節は全く関係のないフレーズ、その次突然終わる 始めの30秒でアイデアとしてはここで5~6個 メロディーの宝庫なので次から次へとでてくる

・テクニックではないので後継者がいない


ベートーヴェン 有名曲「運命」

・それまでの有名な音楽家の白髪はすべてカツラで宮廷に行くときの正装だったのだが、彼が初めてポートレートでカツラを脱ぎ捨てた作曲家

・それまでの時代は音楽家の地位は高くなかった。宮廷でも裏玄関からしか入ってはいけなかった(料理人たちと同じ立場)がベートーヴェンは表玄関からしか入らなかった。芸術家として認めてもらうためにカツラを脱ぎ捨て宮廷とは違った音楽を作る、「大衆のために音楽をつくるんだ」という初めての作曲家。それゆえに革命を起こし、偉大だと言われている

・貴族に雇われることを拒否しながらアーティストだということを確立した

・貴族に雇われて毎日毎日曲を書かなければならなかったのがモーツァルトまでの人たち。カツラを被っているのが雇われていた作曲家で被っていないのが自立していた作曲家

・モーツァルトのように、ただ美しい音楽を書いているだけではダメだ。哲学として頑張っていくことが人間にとっての一番の美学

・運命はたった4つのメロディーしかアイデンティティがなく、たった4つしかないこのパーツを使って40分の曲を書くんだという、レンガを一個一個組み立てて積んで積んででっかい教会を作るんだ

・ベートーヴェンは甘美なメロディーが書けなかった人ではない、書かなかった。ひとつひとつのモチーフをいかにオーケストラで作っていくか、例えばピアノで作っていくかということに命を懸けた人

・シンフォニー(交響曲)を9曲作ったが、最後に一番有名なのが[交響曲第9番「歓喜の歌」](「第九」)。彼は自分自身の最後の交響曲になることがわかっていたから、最後の4楽章で子どもが歌うような美しいメロディーを書いた

・56歳で亡くなったが40歳の時には完全に耳が聞こえなかった。16年間耳が全く聞こえなくて曲を書いていおり、「第九」初演の時にはオーケストラの指揮もしている。全くきこえないまま。


シューベルト 「アヴェ・マリア」「鱒」

・ベートーヴェンに憧れつつ、構成力を持てなかったのがシューベルト。オーケストラのスコアを書いているがスコアがひどい。オーケストラの才能はなし。

・モーツァルトのことも大好きだったが、メロディを書く事に関して言えば、ぶっちぎりの才能

・美しいメロディをさらさらっと鼻歌のように書いた。

・歌曲を中心にずっと活動していたので、貧しい家の出。それまではそれなりの家の人しか音楽はできなかった。初めて一般の大衆から芸術家がでてくるきっかけの時代。


ワーグナーとブラームス 代表曲「ワルキューレの紀行」、

・19世紀半ばはワーグナー派VSブラームス派。ベートーヴェンの意思をどういう形で引き継いでいくかが大テーマになる。

・ワーグナーはナルシストでSっ気が強い。オーケストラが見えない階段型の自分の指揮台だけみえる劇場をつくらせるほどの俺様キャラ


・ブラームスは地味でもらったお金はほとんど慈善事業に寄付し、全く自分のことは無頓着。

・26歳の時にシューマンの弟子になる。シューマンの奥さんはクララ・シューマンという当時人気のあったピアニストだがとっても美人でブラームスは26歳の時に不倫してしまう。それからシューマンは精神病にかかり、ライン川に2、3度入水自殺を試みる。最後に看取ったひとに「俺は知っている」と言いながら死んだ。ブラームスはクララとずっと愛し合うが結婚することは無かった。

・ブラームスはほとばしるロマンがあるが故に律している。ワーグナーは自分で鼓舞するタイプ

・葉加瀬太郎はワーグナーの曲を小っ恥ずかしくてコンサートで聞くことができない。ワーグナーの曲はワーグナーが指揮してやるからかっこいい。一方、ブラームスの曲は自分のために書いているんではなくて音楽のためにかいている。音楽を人生のために使うんじゃなくて、人生を音楽のために使った。



クラシックを楽しむには自分に合った作曲家を探すこと。
見つかれば、そればっかり聞いても良い。