風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」 -146ページ目
仕事で何かあったの?

なんでって? そんなこと分かるさ。まるで冬の曇り空みたいな雰囲気を醸し出してるもん。

話? うん、話なら聞いてあげるよ、いくらだって。でもね、ため息混じりの愚痴なら聞かないからね。
だってそれは、君のためにならないからさ。
君の愚痴を、うんうん、分かる分かる。だよねぇなんて相づちを打つ男を簡単に信用しちゃダメだよ。人って自分の話を聞いてもらいたいものさ。だから、付け入る男もいるからね。

悲しかったら泣けばいいよ。悔し涙も流しなよ。
誰もいないところで、この大馬鹿野郎! と罵ってゴミ箱蹴飛ばしても構わないさ。でもね、それは一回こっきりにしておいたほうがいいよ。

なんでって? 嫌な事が起こる方へ君が舵を切ることになるからだよ。君も経験があるんじゃないかな? 嫌な事って連鎖的に起こるって。だから、そこで止めなきゃいけないんだ。

分かる? 舵を切るって新宿から渋谷に向かうのに三鷹行きの中央線に乗っちゃったような感じだね。そりゃあ目指す方へは向かわないよ。

そんな馬鹿なって思う? でもそうなんだよ。君が嫌な気分でいたり落ちこんでたりイライラしてる状態を続ける限り、君はさらに嫌なことに遭遇するよ。これは間違いない。

さて、君が何らかの失敗をして誰かにひどく罵倒された。あるいはネチネチと嫌みを言われた。これが君が落ちこんでる原因だよね。

怒られちゃった理由はひとつじゃないかも知れないね。以前のことを持ち出してまとめて怒ったりする変な人もいるから。

言いたいことはたくさんあるんでしょう? でもね、それはやめたほうがいいよ。
僕からのアドバイスは、一切の弁解はしないほうがいいということ。それって、責任逃れと取られやすいからね。

たとえ君に責任がなくても、弁解はしないほうがいい。嫌だと思っても、このお願いだけは聞いて欲しい。

ひとつ許されるとしたら、これだけは譲れないってものに関してだけだね。それは堂々と弁明をすればいいよ。

癪(しゃく)だろうけど、どうもすみませんでしたって頭を下げるんだよ。そしてその翌日も、昨日はすみませんでしたって言ってみるんだよ。心なんてこもってなくていいのさ。殊勝な顔して言ってみるだけでいいからさ。

舵を戻すにはどうすればいいかって? 簡単だよ。喜ぶんだよ。心から喜んでみるのさ。
笑ってしまえよ。いっそ喜んでしまいなよ。地上を天国にするも地獄にするも君の心だよ。
ただし、怒ってる人の前でいきなり笑うのはおすすめしないよ。

知ってるよね。吉祥寺で井の頭線に乗り換えると渋谷に行けることぐらい。

それからね。嫌なことの中にも何か明るいものを見つけてごらん。ひとつぐらいは絶対あるから。

寝坊しちゃった! 慌てふためいてぎりぎりセーフ。でも、お化粧も中途半端。睫毛も伸びてない。ブローもイマイチ。いつもの野菜ジュースも一口だけ。トイレもゆっくりできなかった。なんてこったい、慌ててたせいで、昨日と同じ洋服を着ちゃった。お泊まりかと思われちゃう。

あぁあ、それもこれも昨日いらぬ残業が入ったせいだ。一人休みが入って人手が足りなかったせいだ。大した用事でもないのに帰りに呼び止められたから2、3本電車が遅くなった。いつものコンビニにお目当ての野菜ジュースがなかったから遠くのスーパーまで行っちゃった。もう、最悪!

そう、最悪だね。


でも、間に合ったんだよ。それを大いに喜ぶべし。言い訳しなくてよくなったんだから。ぎりぎり間に合う時間に目が覚めたんだからさ。あと30分寝ててごらんよ、さあ、それこそ大変だ。

嫌なことに遭遇した時は特に、ツイてるなぁって日に何度も何度もくり返してごらん。心の中でさ。ああ、全部上手くいってるなぁって。

するとね、周りがよく見えるようになってくる。これは比喩でも何でもなくて本当に見えるようになってくるんだよ。
ていうことはさ、焦ったり落ちこんでたりする時は実際の視野が狭くなってたってことさ。競走馬が目元にブリンカーを装着したみたいにね。

落ちこむのは反応だよね。要するにリアクションだ。じゃあさ、君がいちいち反応を示さなければならないほどにその人は魅力的で重要なのかい?
違うよねぇ。そんな人に足下をすくわれてズタボロになりたいかい?

いやでしょ?

君が影響を受けるべき人は他にいるはずだよ。
君が落ちこむか落ちこまないかは、他の誰でもなく、君の心が決めるのさ。
翻弄されちゃダメだよ。自分の人生は自分でコントロールできるんだ。それを可能にするのは君だけさ。

君にとって重要でもない人物なんて、糞喰らえだ! 単なるエキストラだよ。主役は君さ。

とりとめのない話になっちゃったね。
ごめんね。

前向きに前向きに、笑って笑って、さあファイトだよ!

僕は君をいつも見てるよ。おぼつかない君の歩みをいつも見てる。
僕は両手を差し出したくて、哀れなぐらいにハラハラしてるのさ。

RAM WIRE 歩み



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人っていうのはそもそもさ、誰よりも自分が一番可愛い生き物だって知ってた?
だから、他人が自分をどう見ているのかなんて、あんまり気にしなくたっていいのさ。
だって、みんな自分が一番で、それで頭の中がいっぱいなんだから。

みんなで撮った集合写真を見る時、最初に何を見るかは君も知ってるよね?
そう、自分なんだよ。

「愛してる?」って訊くのは、愛されていることを確認したいから。
いつだって人はそうなんだ。人の目だけを気にしてる。

少しおかしな気がしないかい? だって、Giveが抜けてて、takeだけなんだよ。
だからくれぐれも言っておくよ。誰だって自分が一番で君の存在は二の次さ。
それでも一番になりたいかい?

う~ん、一番は無理でも二番になりたいかい?
だったらひとつだけ手があるよ。
君が人のことを一番に考えることさ。簡単だろう?

相手の存在意義を思いっきり認めてあげるんだよ。
そして鏡になるんだ。人って自分を映す鏡が大好きなんだよ。


「鏡よ鏡よ鏡さん・・・」
相手を一番に考えて相手を映し出すんだ。要するにまず与えるんだよ。

自分を押しつける前に、相手を認めるんだよ。
君の鏡に出来るだけ綺麗に相手を映してあげよう。
その時君の存在価値も俄然高まるのさ。

毎日せっせと磨いてもらえるかも知れないよ。


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