輪舞 | 風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」

炎はやがて燃え尽きる。
この世に永遠なんてないのだから。

夢を見て、夢破れて。

せめて最後に望む夢は、君の隣で、破れてほつれてくたびれた、そう、役目を終えたぬいぐるみのように眠りたい。

お疲れちゃん、と言ってね。
その時僕はちょっと笑って、寝息を立てる。

君の首にしがみつきながら、永遠の眠りにつく。
ありがとうと呟きながら。

輪舞 / 松任谷由実



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