輪舞炎はやがて燃え尽きる。この世に永遠なんてないのだから。夢を見て、夢破れて。せめて最後に望む夢は、君の隣で、破れてほつれてくたびれた、そう、役目を終えたぬいぐるみのように眠りたい。お疲れちゃん、と言ってね。その時僕はちょっと笑って、寝息を立てる。君の首にしがみつきながら、永遠の眠りにつく。ありがとうと呟きながら。輪舞 / 松任谷由実ポチポチッとクリックお願いします。にほんブログ村短編小説ランキング