
これは思いもかけずに早い登場になった。
Gravis C9

C9とはgravisが蓄積してきたテクノロジーと、ライダーからフィードバックされた情報をもとに開発したインソールシステムです。
オープンセルPUフォームで構成することにより軽量性とコンフォート性に優れるというメリットを生み出しています。
硬度の異なるフォームを前足部と踵部で組み合わせることで、接地の際の安定性と緩衝効果をフレックス性やコンフォート性を損なうことなく成立させています。
フォームの原料には耐久性、通気性、抗菌性に優れた配合を採用し、さらにウォッシャブルであることも特筆すべき点です。
これらはすべて「Progressive Design」を標榜するブランドアイデンティティから生まれたものなのです。
うん、やっぱりこっちの方がいい。
それはそうだ、シューズについているインソールと2.700円もするインソールが同程度では困る。
でもやっぱり、長時間履いているとつま先の底に違和感がある。
その帰り、月曜の夜だ。あ、青信号になった。
僕は人混みを縫いながら走った。
おお、走りやすい。今までずっとウォーキングシューズを履いてきたから、走ってみて初めてランニングシューズの本領を感じた気がした。
しかし、だ。
駅に着いて歩いていると、踵が痛い。
踵に痛みを感じるなんて何十年ぶりだ。
ダブルクッションにしよう。
ニューバランスに入れてあった別買いのクッションを下に敷いて火曜日は出勤した。
うん、ちょっときつい。
それはしょうがない。もっとこなれてからするべきことなのだ。
帰りには左足の薬指……薬を塗るわけでもないのに薬指。
人を指すわけでもないのに、人差し指。
足なのに、何か変だなぁ……。
薬指の別名は紅差し指だ。
どんな季節でも、薬指の先は柔らかいし、一番デリケートな動きをするからだろう。
話はそれたけど、その左足の薬指がこねくったみたいに痛いのだ。きつすぎたのだ。
やっとの思いで帰り着いた僕は、急いでインソールを外して、Gravis C9だけにした。
靴とクッションがこなれてきたころにダブルにしよう。それまで我慢だ。
しかしニューバランスでこんな症状が出たことはない。もちろんナイキでも。
ここまでクッションが効かないということは、この型番のシューズのせいとしか思えない。
でもこれを、はいよ、と替えるわけにはいかない。
100均のインソールをしばらく使ってみる手もあるな。
ふわふわふにょふにょと柔らかくたって、とりあえず、足のぶー垂れを収める必要があるのだし。
シューズと足の不協和音は、ふくらはぎをカチコチにしていく気がする。
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