買ってはいけない「使い捨てメガネクリーナー」 | 風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」

先月だったかな? ダイソーで見つけて買ったんですけどね。


画像はお借りしました。探すのに苦労した(;´Д`)

取り出してすぐに気がついた。使われている紙がマイクロファイバーではない。

見た目はトレーシングペーパーみたいなパリパリとした雰囲気を醸し出している。

パリパリなんて羽根つき餃子か焼きさんまの皮ぐらいで充分だ。

嫌な予感がしつつ、使ってみた。

なんだ? 拭きムラがでている。
パッケージを読んでみると、ウェットティッシュを乾かしてから、さらに乾拭きしろと書いてある。

なんて面倒くさいんだ。僕は面倒くさがりだと何度書かせるのだ。

後日である。「乾いても使える」と書いてある。
それは当然だろう、ウェットのクリーナーで拭くのはたまにでいいし、メガネクリーナーふきふきなんて、繰り返し何度も使うからだ。

さてと、乾いたペーパーで拭こうとしたら滑る。

紙がレンズで止まって、指が紙の上を滑るのだ。そして指は磨くはずのレンズをはさんでしまう。

レンズを磨こうとして思い切り指紋をつけてしまうなんて、なんだか地味なコントみたいだ。

それを避ける方法は、指が滑らないように紙をくしゃくしゃとして磨くことだったけど、レンズに悪そうだ。

昨日行ったダイソーにも堂々と並んでいた。

気になって成分も見た。
イソプロパノール・水・防腐剤・界面活性剤

メガネクリーナーに防腐剤? 合点がいかない。
界面活性剤は、きっと曇り止めだ。

しかし、と思う。値段的に使われているのが安価であろう界面活性剤でレンズにいいことなんてないはずだろう。

108円のメガネクリーナーで、ん万円のメガネレンズにダメージは与えたくない。

それはさておき、イソプロパノールを調べてみた。

イソプロピルアルコールとも呼ぶらしいけど、エタノールに比べて酒税法の影響で安価らしい。
ちなみに値段の高いメガネクリーナーには使われないとのこと。

パソコンデスクの上にひとつだけ残っていたクリーナーを調べてみる。

『激落ちメガネクリーナー』
成分は
アルコール類・水
とある。

ここまで調べた全部を書いたらすごく長くなる。そんな僕の推測では価格を下げるためにエタノールにイソプロパノールを混ぜたものだろう。

そして、凄く驚いたことがある。


20包 350円(税込 378円)

王者『メガネクリーナーふきふき』の成分が、
イソプロパノール・水

どうしたんだ小林製薬!
でもまあ、マイクロファイバーだから許せる。 

そんな100均にもエタノール・水の成分で造られた良心的なクリーナーがあった。





そのせいか10枚入りだ。一番の問題はマイクロファイバーであるかどうかだ。

でもこれは作り手の誠意を感じるから、マイクロファイバーかそれに近いものではないだろうか。

協和紙工株式会社か。うむうむ、その姿勢を激しく支持する。
まだ使ったことはないんだけどね……。


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