女優魂 | 風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」

月曜の深夜というか、火曜の未明というか。
久々にスジナシを見た。

笑福亭鶴瓶が、ゲストと台本無しのぶっつけ本番のドラマを演じる番組だ。
ずいぶんと久しぶりに見たなと思ったら、レギュラー番組としては終わっていたようだ。

ゲストは黒木華(くろき・はる〉だった。
ドラマを見ない僕としては、もちろん初めての女優さんだった。

それが、恐ろしく面白かった。
黒木華という女優さんに、僕は完全に魅了されてしまった。

けっして美人ではない。ネットで調べたところによると「ブス」という表現もあった。

テレビを見た限りで、一番イメージに近い写真がこれだった。↓↓↓↓↓



この記事が本当なのかどうかは、僕にはわからない。ただし、ネットの情報にはかなりの嘘が混じっていることは間違いない。↓↓↓↓↓
黒木華が“大女優病”でオファー激減中!? 第2の宮崎あおいに……

この記事は悪く書いてないですね。
↓↓↓↓↓
黒木華のプロフと経歴!


僕の見た感じ?
いい人に見えました。

そして、凄い女優魂を感じました。
台本のないドラマ。
どんな話を思いつくか、瞬時にどう演じるか。
相手の出方次第で浮かんだ話とは違った方向へ流れる。

物語を作る力、演じる力、瞬時瞬時の判断でドラマを構成する。
これはやはり、力なのだろうと思う。

鶴瓶の首に両手を絡めてキスをしに行く場面。
鶴瓶が必死に拒まなければ、すんなりキスシーンに移行したであろう場面。
あまりに拒み続けるため「嘘!」と笑って鶴瓶の肩を叩いてカウンターに入るシーン。

アドリブでこの演じ方。この人、凄い、と思った。

写真集が大コケ。
分かるような気がします。僕だって、この人の演技は見たいけれど、写真集までは欲しいとは思わないからです。

たとえばAKBの小嶋陽菜。
特別歌は聞きたいとも思わないけど、写真集なら見てみたい。
もちろん、ただなら(笑)

このあたりで、求められているものが違うのですね。
美人であることは、女優としてはけっしてプラスには働かないように感じる。

美人ではなく、なんていい女だ! なんと儚い女だ! どこまでも憎たらしい女だ!
心底そう思われるのが役者の器に違いないから。

その意味で、ぼくはこの黒木華という女優に、恋した。

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