落 陽 | 風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」

笑顔が天空一面に広がる青空だとするなら、悲しみは西を染める夕焼け色?
青空が希望だとするなら、夕暮れの空は失望?

突きぬけるような青はとても心地よいけれど、茜色はなぜか心寂しい。
遠くの空から、夕焼け小焼けが聞こえてきそう。

でも、青い空も茜の空も、本来無色透明「色の波長」が見せる違う姿。
前へ前へと進む赤。
横へ横へと広がる青。

ちょっと気弱でやさしい青は、あれにぶつかりこれに弾かれ青空を作り、一本気な赤は「そこどけそこどけ」と真っ直ぐ進んで夕焼けの色を作る。
どっちも君。
どれも一面。どれも間違えてはいない。
そしてどちらもそれぞれに美しい。

さ、一息ついたら一文字に結んだ唇をほどいて笑ってみよう。
無理にでも微笑んでみよう。
最初はうまく行かなくたって全然構わないよ。鏡を見て練習だ。
微笑みには神さまからの贈り物「愛」が含まれている。

頑張る君へ愛をこめて。


吉田拓郎 「落陽」


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