気まま旅行記~一人旅ノスゝメ -3ページ目

気まま旅行記~一人旅ノスゝメ

今まで行った旅行について
旅に目覚め、無謀でも想いだけで飛び出した記録

日没までに瀬長島へ着こうと車を飛ばしていた。最初は順調であったが、那覇市内はやっぱり混んでいた。
そんな時、市内にあるマングローブが生えてる湖、漫湖を通った。車内が和んだのは言うまでもない。
この湖は、市内の中にあるというのにマングローブが生えており、中心部から少し足を伸ばすだけでマングローブが見れるのだ。
この漫湖は、淵を覆うようにマングローブが生えている。
…これ以上触れるのは止めよう。

瀬長島に着いたのは、日没直前であった。
太陽が水面に触れ始めた時である。
丁度良いタイミングで瀬長島の砂浜に二人は立っていた。
オレンジから真っ赤に染まる夕空の下、水平線に沈んでいく太陽はとても美しい。
玉泉洞で降られた雨は嘘のように空は晴れており、綺麗なグラデーションに染まっている。
那覇空港の手前にあるこの島は、着陸する航空機が順序良く、高度を下げながら飛んでいく。
JALやANA、LCCのジェットスターや乗ってきたエアアジア、海外のチャイナエアラインなど。
時折、那覇空港は自衛隊の基地も併設されてるため、戦闘機や輸送機、ヘリコプター等も降りていった。
飛行機好きな人にもなかなか面白い島である。
私は特に飛行機が好きなわけではないが、乗り物全般が好きな男の子である、見てて飽きなかった。
太陽も海の下に姿を消し、残光も僅かになってきた。空も茜から漆黒へと変わってきたので、宿に戻ることにした。
こうして沖縄戦績巡り二人旅は終わった。

宿に戻り、近くのスーパーを携帯で探し向かう。
結構な距離があった。往復3キロぐらい歩いただろうか。今日は沖縄の食材で自炊することにしていた。ニンニクと唐辛子は前日公設市場で買っていた。
いろいろ魚や肉を見て回る。いろいろ悩んだが、沖縄県の魚ともされ、赤い色と黄色の筋が鮮やかなグルクンと呼ばれるタカサゴを購入。
パスタの乾麺とその他の食材を買い、来た道を戻った。
さて、調理開始である。
初めて使うキッチンだ、どんな器具があるか、どんな調味料があるかを確認し、段取りを決める。
まずはグルクンの頭を残して下処理をする。下味と小麦粉を付け、表面をフライパンで焼き、白ワインと水を加え煮立たせる。更にアサリやプチトマトも加える。
1品目は「沖縄の魚、グルクンのアクアパッツァ」
パスタを茹で、島ニンニクと島唐辛子をゆっくり火に掛け、オリーブ油に香りと辛味を移す。
刻んだパセリを加え、茹で汁で乳化させ、パスタを和える。
2品目は「スパゲティ アッリョオーリオ・エ・ペペロンチーノ アル 沖縄」
簡単にペペロンチーノ沖縄風とでもしといた方がいいだろうか。
沖縄風とは言っても、沖縄テイストは入っていない。ただ沖縄の食材で作っただけである。
この二品に、残った食材で簡単なサラダを作った。
品数は少ないが、結構なボリュームになってしまった。グルクンが2尾セットだったので、2尾使ったのである。
1尾元板さんにあげようかと思っていたが、ハーフさん達ともう食事を済ましていたらしく、お腹一杯との事だった。
食べきれるかな?なんて思いながら食べていると、他の宿泊者がこのイタリア料理に興味を持ち出した。
料理の名前や作り方を説明しながら、味見をしてもらっていた。皆美味しいと言ってくれ、嬉しかった。自分が作ったものを美味しいと食べてくれる事は私にとって最高に嬉しいことである。
そしてこういう料理は女性にも受けがいいようだ。ここで二人の女性と仲良くなることが出来た。
一人はそこそこ年上の女性、もう一人は同い年の子であった。
この二人にアクアパッツァ完食の手伝いをしてもらいながら、いろいろ話しているうちに仲良くなった。
やはり食というのは、人と人を繋げてくれるものだと実感した。

食事も終わり、片付けを済ませて一服しに外へ出ると、灰皿の周りで何やら盛り上がっている。
その中心には一人の外国人がいた。
英語で挨拶をしてみる、返ってきたのは流暢な日本語であった。
その外国人はドイツから来たらしく、二度目の沖縄だそうだ。日本が大層好きらしく、独学で日本語を勉強し、今回はしばらく沖縄に滞在するんだそう。
日本の事や各地方の話しに興味津々で、話も盛り上がり、すぐ仲良くなった。
今から海入ろう!なんてテンションが上がってるドイツ人だったが、周りが危ないからと却下されたため、ちょっとしょんぼりしていた。
そんな感じに盛り上がっていると、ドイツ人は今からみんなでクラブに行くんだ、一緒に来ないか?と誘ってくれたが、次の日の予定もあるし、今日の疲労もあったので残念だが断った。
ドイツ人は他の人達とクラブへ行き、私は起きてから動き続けていた為、結構疲れていたので早めに眠ることにした。
かなり充実した一日であった。