小学校の早咲きの桜が5分咲きとなっていて
来週の卒業式にちょうど美しく花が咲き誇る時を迎えそうだ
 
春は旅立ちの時
新しい環境へと飛び込んでいく不安と期待
そんな時に自分を後押しし、前へと踏み出させてくれるものは
今までそっと支えてくれた人の存在なのかもしれない
 
 
 
 
学校の勉強には基本的にこれが正解というものがあったけれど
社会人になってからは正解のないことばかりだと思う
たくさんある選択肢の中から
自分が正解と思うものを選び出していかなければならない
 
 
「経験は財産となる」
仕事を変わってから、この言葉を日々実感している
 
ひとつひとつ異なるケースにどう対応するべきなのか
正解を見つけていくためには知識と経験値が頼りとなるので
とにかく色々な経験をして経験値を上げていくしかない
 
だから普段ならあまり遭遇したくないような困難ケースも
今はありがたいと感じる
 
それを乗り越えたという経験と自信が強さとなり
次に別の困難な場面に遭遇した時に
自分を助けてくれると思うから
 
 
 
羽生選手がどんな困難な状況でもいつも「嬉しい」と語る気持ち
「場数を踏んで経験値を積んでいくしかない」と語っていた言葉の意味が
以前よりもわかった気がする
 
彼にはわかっているのだろう
その経験が自分をより強くしてくれることを
 
 
 
 
人は様々な経験を重ねて生きている
中にはできれば経験したくなかったと思うようなことにも遭遇する
 
でも、その全ての経験を経て今の自分があるのだから
大切なのはその経験から何を学び、どういった意味を見いだしていくのか
 
そして、自分にとって正しい答えを見つけていこうとする努力
そこに喜びを見出せるか、見出せないか、ということ
羽生選手はその喜びを感じられる人
そういう人はどんな経験からも何かを学び
自分の財産として生かしていくことができるだろう
 
 
 
 
 
 
4月になると
人が入れ替わるのと制度が変わる過渡期なので
職場の状況がもっと厳しくなる
一番心配しているのはチームのバランスが崩れ、バラバラになってしまうこと
 
どうなっていくのか正直怖いけれど
心が折れそうになる時は
ぎりぎりの状況の中リンクに向かう羽生選手の強さを思い出しては
いつも勇気をもらっている
 
 
 
春は別れと出会いの季節
職場でも別れもあれば新しい出会いもある
一期一会の出会いの繰り返し
 
大切な人達ともいつか別れなければいけない日がくるからこそ
一緒に過ごす日々を大切にしたい
 
たとえもう会えなくなったとしても
その人と過ごした日々や思い出はずっと心に残り
心に温かい灯りをともしてくれていることを知っている
 
別れは切ないけれど
やがて別れを迎える時に
今まで一緒に過ごせてよかったとお互いが思えるように
丁寧に人に接していきたいと思う
 
 
新しい春を迎えるまでのこの期間
人は自分にとって大切なものを確認しながら
心もゆっくりと準備をしていくのだろう
 
羽生選手が目指す「完成された演技」へと向かう旅
その旅の準備はできただろうか
美しく花が開く時がもうそこまで来ている