世界選手権翌日のロングインタビューを見た

 

泣きはらしたような腫れた目

でも静かに冷静に

よどみなく語られた20分

 

 

世界選手権を振り返って

「いい課題がたくさん見つかった」

 

「ノーミスということで勝利への意欲より完成度や自分の想いが強くなった」

「完成形をあまりにも追い求めてそれにこだわりすぎた」

 

「今から一番いいものを発揮しようという緊張感でなく

すでにあった完璧を越えなくてはならない緊張の質があった」

 

自己分析力の高さは彼の強い武器だ

聡明な人だと改めて思う

 

最高得点を更新していったシーズン

今まで前例のないことを達成していく中で

大きく注がれる周りからの期待とプレッシャー

自分自身の気持ちのバランスのとり方

 

ショートとフリー両方で完璧な演技をすることが

どれだけ難しいのか

ショートでノーミスの演技をした後ならなおさら

気持ちのコントロールが難しいことが

八木沼さんのコメントからもわかる

 

 

過去の栄光がもたらす影響について

「過去から逃れるのは難しい」

「過去の栄光を踏み台に変えられるのは自分自身でしかないから」

 

「誰が何を言おうとそれは自分が追い求めてきた夢であって

その夢の続きを自分が考えて追い求めていくのも自分でしかないから」

「とにかく自分の限界以上のものを常に目指していけたら」

 

 

来シーズンに向けて

「難易度をあげる」

構成を上げるだけでなくプログラムの完成度も上げると

 

「プログラムの中で自分なりの見せ方がある

自分なりの曲の解釈、表情、気持ちの込め方

そういうものを出しながらできる最高難度を模索しながら頑張っていきたい」

 

「表現は多種多様なので

自分が感じるままに自分が何をしたいか

自分がどういう演技をしたいかを考えてやりたい」

 

彼の発言を聴いて

もうスケーターとして表現者として成熟したところに達していると感じた

 

 

 

 

「期待はすごくうれしい」

「皆さんが見てて素晴らしいものだなって思えるものをやりたいし

自分自身がどういう風にやりたいかということもすごく大切にしながらできたら」

 

 

そして、やはり今はスケートのことしか考えられないとの発言で

インタビューは締めくくられる

「スケートのことを考えながら

自分の身体のためにも自分の心のためにも何ができるかということを

しっかり考えなさいと言われているような気がする」

 

 

 

 

 

ああ、この人はすべてわかっている

今回何が課題だったかということも

今後何ををしていくべきかも

そして自分の目指すものが何であるかも

 

そしてしっかりと前を向いている

だから大丈夫と思えたインタビューだった

 

 

痛みがなければそろそろ練習を再開していくとの情報もあった

彼の怪我が順調に回復していることを

次のシーズンに向けて彼の望む練習ができることを

ただそれだけを願っている

 

 

 

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