「細胞も記憶を持つ」ことの実感 | 意識が世界を創っている

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私はかつて国内のとある離島で暮らしていたことがありました

その時にしみじみと実感したのが今日のタイトル

「細胞も記憶を持つ」ということ

 

一応お断りしておきますがブログの文章は全て私の主観によるものです

つまり"私の観点がそうみた"ということであって唯一無二の真実だと言っているわけではありません

 

さて

離島で暮らしている時に感じた「細胞も記憶を持つ」のだろうかということ

 

私の観点からの答えは「YES」

 

かつて第二次世界大戦中、軍隊が駐留していたその島で

当時の軍人たちが島の人々とどのような交流を持ったかということに関して

私は当時を生きた方々からよく聞いていました

そして

物事には全て裏表があるのと同様、軍人と島民の間にもいいこと悪いこと

いろいろあったと知りました

 

戦時下という特殊な状況ではネガティブな出来事がどうしても多くなる

それは決してこの島に限ったことではなくて

当然日本の内外で繰り広げられたのだろうけれど・・・

 

 

私はその島に10年間住み総合病院でも働いていました

職員には当然ですが島で生まれ育った人たちと本土から来た人たちがいて

一緒に働き、一緒にお昼も食べて冗談もいいあう

他の土地と何一つ変わったことのない職場でした

 

でもそのうち

 

始めて知り合った人同士の場合、職場でどんなに仲良くなっても

島の人がプライベートで最初に遊ぶ職場の人間は必ず島の人

本土から来た人がプライベートで最初に遊ぶのはやはり本土出身者

ということに気づきました

 

でもそれに気づいて観察してみると割合、この法則って当てはまるのです

そして感じた、目に見えないごくごく薄いベールのような境界の存在

 

それは本当にあるかないかというほどうっすらとしたものですが

それに気づいたとき、戦時中に駐留していた軍人たちが残した負の遺産が

島の人たちの細胞に情報としてしっかり受け継がれているのではないかと思いました

 

ただし!ここは強調しておきたいのですが、島の人たちと話しているとそんなこだわりなど

意識には欠片ものぼってきていないことがはっきりわかります。

ですから最初はただの思い過ごしだと思っていたのですが、10年いる間にある程度の肌感覚は伝わりますし、戦争を全く知らない世代に育てられた子供たちですらそういう傾向にあるのを見たとき

肉体の中で脳だけが知識、知性、記憶を持っているわけではないのかもしれないと思ったのです

 

*くどいですがあくまで私が感じたことですし、きちんと統計をとったわけではないのでどうか話半分にしてお読みくださいね

 

ただ近年になってアメリカで人間の持つ予知能力の研究がなされたとき

最初に予知を覚知する臓器(つまり最初に予知して他の臓器に身構えるよう指令を送る器官)は

なんと心臓であるという結果が出ています

人間の予知能力に関してはNHKでも放送されたからご存知の方も多くいらっしゃるでしょう

 

予知も記憶も同じ"情報"です

 

私はこの文章で何が言いたかったかというと

「細胞が持つ情報のせいで仲良くなれない」という話なのではなく

 

細胞が情報を持つことについてこんな例もあるよ、と紹介しつつ"情報"であるからには

人間にはそれを書き換える力が誰にでもあることを知ってほしいと思うのです