全国の方からお電話での健康相談を受けています。
(これは企業の看護師として)
ちょっと気になって・・・という方から
大きな不安を抱えきれなくて・・という方まで
電話の向こうのお悩みは様々
「はい医療コールセンター、看護師です
本日はどうなさいましたか?」
その一言からわたしは電話の向こうの方に思いを馳せる
(語弊があるかもしれないけれど気持ちはそんなに違わないと思う)
その方は
今どうあるのか
そしてこれからどうありたいのか
そこに至るにはどんな道があるのか
もちろん電話だけのやり取りのみですから
完全解決は難しい場合もあります
そんなケースであったとしても
「せめて気持ちは軽くなっていただきたい!」
という思いで
限られた時間のなか真剣に向き合っています
人間は「よく分からない」ことに漠然とした不安を抱きます
そこを少しでもクリアにして
今の自分・家族の身体に、心に、何が起こっているのかを
明確にするだけでも不安の大半は消えていく
これが私の信条
例えば
血液検査の結果💉
ほとんどの項目が基準値におさまっていればホッとして
検査をしたことすら忘れてしまうのに
一つでも基準値からほんの少し外れた項目を見つけただけで
不安でいっぱいになり
「私は何の病気でしょうか?」となる
その時、その検査項目の意味をわかりやすい言葉で説明し
それが基準値内ではなかった場合でもすぐに疾患と結びつくわけではないこと
そこから考えられる『今のあなたの身体の変化』を予測し
次にされるであろうさらなる検査や診察をお伝えする
さらに
検査項目によっては
何気ない毎日の習慣や採血前日とか採血直前の行動などが
検査結果に影響することもあるので
それが実際に当てはまっているような場合は具体的に説明します
そしてつくづく思うこと
日本人って
「フツーであること」をすごく望んでいる国民だなーって。
マッキーが
「🎶世界に一つだけの花〜」なんて歌っても
自分だけは
オンリーワンじゃなくていい
フツーがいい(基準値内におさめたい)
多分、自身で感じているより強く
そう思ってる
オンリーワンって何かに突出しているとか
変わってるなーとかではなく
それぞれの個性のこと
「身体の調子が・・」
「検査結果が・・」
「今日の血圧が・・・」
と言われても
よくよくお話をお聞きすると
「それはあなたの身体の個性です」というのはよくあること
あなたの身体を信じて
もっと身体にあなたを預けてみてください
『預けるって・・・どうすればいいんですか?』
『あなた自身を愛して信頼してください』