朝の散歩でいつものように近所の氏神さまへ
横の路地から氏神さまへ続く道をひょいと曲がったら
いきなり全力を出してる冬の太陽に照らされました
まさに「俺はやるぜ!!」って感じでいきなり照らされた
家を出てから日陰の路地づたいに歩いてきたから
その熱量に少々ビビって
「あ、おはようございます
今日も・・その・・なんていうか・・すごいヤル気ですね」
と思わず独り言
あったか〜い、太陽はエラい!
(特に冬にヤル気のある太陽ほどありがたいものはない)
写真ではレンズの具合なのかちょうど紫色の光になっているところが
氏神さまへの入り口
境内に入るとやっぱりスーッと気持ちよくなって背筋も伸びる
氏神さまはじめ各位にご挨拶申し上げ
さて帰ろうとした時ふと視線を感じて振り返ると
白猫さんがそこにいた
「おっ!新顔ね。どちらから?」
ご挨拶にはしょっちゅう来ているけど白猫に出くわしたことなど
一度もない
しばらく見合っていたけど先に興味を失ったのはやはり猫のほう
やおら歩き出し水たまりに行って水分補給
私はなんとか仲良くなりたくてじりじり間合いを詰めて行ったけど
そうそううまくいくわけもなく
近づいてくる私に一瞥をくれるとぷいっとこま犬の後ろへ行ってしまった
一瞬私から見て死角に入ったわけだけど
こま犬自体は小さいし
周りに木や茂みなどがあるわけでもないから
私は彼(あるいは彼女)がここから境内に入るのか
外に出ていくのか知りたくてじっと待っていた
2~3分待っても出てこない
まだ日光が差していないこま犬の後ろでじっとするなんて
寒いだろうに、何やってるんだろう
と思って覗き込むと
あれ?白猫がいない
え?なんで?
こま犬のかげに入ったといってもそんな大きなものでなし
その後ろから私の目に触れずに境内に入ることも
外に出ていくこともできませんことよ〜
現場写真はこちらです!
水たまりはこの手前にあって
彼(或いは・・くどい!)はそこから
このこま犬さんの向こうがわに
私はこの角度でずっと待っていたから
どこかに移動するにしてもその姿は必ず目にはいるわけです・・・
後ろの壁の窓から境内に入ったとしても必ず見えるわけです・・・
なんで?・・どうやったの???
狐ならぬ猫に『つままれた』とはこんなことを言うのでしょうか???
後に残されたこま犬とわたし・・・
ハッと気づいてこま犬さんをみる
えっ!もしかして・・・喉乾いてたの・・・
『おっ!新顔ね・・』なんてエラそうに言っちゃって・・・
「さっサーセンッ」
帰る道々考えました
でも ”こま犬" だよな〜