レム睡眠とノンレム睡眠。良質な睡眠に興味がある方々は、この言葉を1度や2度、聞いたことがあるかと思います。
私達は毎晩、均一な状態で眠っているわけではなく、2種類の睡眠の状態を繰り返しています。まず、寝付いてすぐの時はぐっと深い眠りに入ります。脳波上にはふり幅の大きい波が出ており、その分非常に深い眠りに落ちています。この状態をノンレム睡眠と言います。
深いノンレム睡眠中には、成長ホルモンが盛んに分泌されることや、免疫機能と関連があることなども明らかになっています。
ノンレム睡眠が90分ほど続くと、脳波は覚醒状態に近くなります。これがレム睡眠です。目は閉じたままなのですが、その中で眼球は素早く動いています。レム睡眠中は交感神経が完全な休息状態になり、筋肉の緊張がゆるむため、体の力が抜けています。
逆に頭は覚醒に近づき、レム睡眠時には、脳のタンパク質の合成が活発になっています。これは、レム睡眠中に記憶の取捨選択や固定が行なわれているためだと言われています。眠り始めてから最初に訪れるレム睡眠の時間はほんのわずかですが、起きる時間が近づくにつれ、またレム睡眠の回数が増えるにつれて長くなります。1番のうちに、ノンレムとレムは4~5回繰り返されています。
私は昔、レムとノンレムのどちらが深い眠りなのかごっちゃになっていましたが、今でははっきりと覚えられるようになりました。(余談ですが。)