悪人

上映時間: 139分
あらすじ: 若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を車に乗せ、警察の目から逃れるように転々とする。そして、次第に二人は強く惹(ひ)かれ合うようになり……。







人それぞれ必ず持っている「悪」が色んな所で表現されている。
その時の心境や受け取り方が違うだけで相手の行為が
「善」にでもなるし、
「悪」にでもなる。



後半、
「愛」の中の「悪」
の表現には共感すら覚えた。


しかし、個々の深い人間心境を描かれて無いので、
深みが無く、ただ「出会い系で知り合った男女の逃避行物語」みたいになってしまってる所が残念です。


だが、深津さん体張ったね!
賞獲るだけありますわ。








☆☆☆
THE LAST MESSAGE 海猿

上映時間: 129分
あらすじ: 2010年10月、福岡沖の巨大天然ガスプラント施設レガリアに、高波にあおられた海洋掘削装置が激突し、大事故が発生する。第十管区海上保安本部機動救難隊の仙崎大輔(伊藤英明)、バディの吉岡(佐藤隆太)らは施設に向かい要救助者の救出を行うが、予想外の爆発が起こり、大輔たちはレガリア内に取り残されてしまう。







私は海猿のファンでした。あの涙が渇くどん引きシーンがあるまでは…

それは2のラスト。
救助者を背負って高くそびえ立つ船の煙突を梯子で登るシーン。
ラストに向けて、気持ちは高まり涙が止まらない!

そんな時に事件は起きた。
「カンナ…結婚しよ…」


えっ?


1分1秒無駄に出来ない生死の境のこの状況で救助者もいるのにまさかのプロポーズ。


正直、どん引き。
一気に冷めた。


色恋入れるのは映画の興行成績アップの鉄則。
だけどあそこじゃなくてよくないかい?
プロポーズしてる時間があったら急いで梯子を登れや!と夢の無いことを思ってしまった。




そして、今回。
流行りに乗っかり撮影終了後に編集で3Dにと、ますます見る気が失せる情報。
見ないつもりでいたが、年間100本以上見る知り合いの役者が、いつも辛口評価なのに「1、2、見てないけどなかなか面白かった」とまさかの返答。

ならばと、3D上映しかやってないのをぐっと堪えいざ鑑賞。



…良かったです。


私の嫌いな「冷める色恋」もストーリーを邪魔せず、最後は「ダイハード2」のエンディングのような、洋画的な終わり方もよかった。
「ハラハラドキドキ」
「色恋」
「感動」
がとてもバランスがとれていてよかったです。

良い作品に出会えた感じでした。

しかし加藤あいは年々綺麗になっていくなぁ。




5段階評価で…










☆☆☆☆
ナイト&デイ

上映時間: 109分
あらすじ: ジューン(キャメロン・ディアス)はある日、えたいの知れない男(トム・クルーズ)と思いがけない出会いを果たすが、その男はジューンが夢に見た理想の男性どころか、重要任務を負ったスパイだった。予想外の裏切りや暗殺者による執拗(しつよう)な攻撃が日増しに強くなる中、ジューンは男に対して疑念を抱き始める。


キャメロンぽく、トムぽい映画。
キャメロンはいつものハイテンションな感じで、
トムはいつものスパイな感じです。
何も考えずに見れるハチャメチャアクション。
一つを取って考えてしまうと疑問が出てきてしまうのでそこはご愛敬。
「トムもそこまで危険を冒してまでキャメロンに会いに来なくてもよくないかしら?」
なーんて思わないで下さい。

トムの爽やかスマイルと、
ちょっと老けたけど可愛いキャメロン。
この二人がいるから結果オーライ!それで十分。






☆は…





☆☆☆