2ヶ月遅れで視聴開始。
第一回「あらたなユーフォニアム」
これこれ、このゆったりとしてるのが同作のよいところ。話はテンポよく進むけどじっくりと描写。やはりTVシリーズが合ってる作品だ。ゆったりすぎて離脱する人もいそうだけど僕には関係ない。
ゆったりとした中に、期待も不安も音楽がもたらす高揚感も青春のなんとやらも凝縮されていて、それを普通に見せる京アニやはり恐るべし。透けて見える技術、努力、総力。
階段や方針決める場面での1期フラッシュバックに胸がいっぱい。
美知恵軍曹相変わらず軍曹。愛情豊かな鬼軍曹。
久美子と麗奈のいちゃいちゃもっとやれ。
理論的な麗奈の「勘です」オモロい。
「では」の声が上ずる黒沢ともよの表現力。
あらたなユーフォニアム、銀色に輝く向こう側に、暮れゆく空と宇治の街の灯り。これだけで令和6年の年越しができる。
新入部員もなかなかの濃いキャラクターが。さらにキャラ渋滞してきたけど、ちょっと心配。カルテットや秀一の存在が薄まらないよう願う。
そしてあらたなユーフォニアムの美少女はいったい…
「好き」と同じぐらい作品を牽引してきた感情、「悔しい」。久美子と麗奈は悔しさを晴らすことができるのか?
いきなり3期から見る人へも過不足なさそうな親切設計の1話。素晴らしかった。