第4日は、2022年に実施され、主体的に参加した名企画を振り返ります。
■角川映画祭
角川映画45年記念企画として31作品をリバイバル上映。参加したのはわずか二本ながら、「復活の日」「犬神家の一族」を劇場鑑賞出来てありがたみが深い名企画でした。
■ジョン・カーペンター レトロスペクティブ
「スクリーンというタイムマシーンで、80年代カルチャーの金字塔J.カーペンターの世界へ!」
というキャッチコピーは、とんでもない話をこじんまりと仕立てあげる作風をお慕い(推したい)してる兄貴だからこそ、いやそれはちょっと盛りすぎだぞ、俺たちだけの金字塔だからな!と思うところではあるけれど、劇場では初鑑賞となった「ニューヨーク1997」の今も変わらぬ近未来感に感激の名企画でした。
■ロマンポルノ・ナウ
ロマンポルノ50周年記念プロジェクトとして、現代のさまざまな生き方や個性を応援する、時代の「今」を切り取った新作映画が公開された。
実はロマンポルノを見るのは初めてだったけど、どこから湧いてきたのか分からない謎の使命感に突き動かされ、3本すべて鑑賞。特に「手」は大変気に入ってしまい、選考中の2022グランプリ候補作のひとつ。
新海誠監督最新作「すずめの戸締まり」公開を前に2週間上映されたのだけど、ティアマト彗星最接近日を選んで見に行った僕は今でも運命だとか未来とかって言葉がどれだけ手を伸ばそうと届かない場所でこの作品に恋してる。
初めて鑑賞したあのシアター。エンドロール後に「わたし子ども産んだら名前ぜったい瀧!」と興奮していたあのカップルも参加していただろうか。
今回劇場鑑賞が7回目になったのだけど、「RADWIMPSの曲がインストゥルメンタルであればもっといいんだよな」と映画好き女子大生に言ったら「7周もするからですよ」と言われました。否めない。
■コロ助31
息子がコロ助を罹患してNo厚接触者→結局発症して自宅療養した期間に、配信で31本鑑賞。「シャークネード」サーガ全6作を激賞して高熱を有効活用した熱い熱い実況レビューを仕上げるなど、冬季五輪のカーリングを日本以外も全試合観戦してルールを完全理解しながら行った本人未踏の大偉業。
という理由から、2022名企画大賞は「コロ助31」とします!
■第5日
■第3日