「クロール -凶暴領域-

2019 アメリカ 87分


舞台は実家。アットホームがアウェイ戦になる秀逸なワンシチュエーションスリラー。


新旧ピラニアを4本観て、やっぱりアニマルパニックものは面白いなーと感じた流れでワニウィルスに感染しました。

と思ったら、約1年前に開催したブリジット・フォンダ祭りで「U.M.A./レイク・プラシッド」によってU.M.A.でもなんでもないワニ感染してました。


「ピラニア3D」に続いて、あのこけおどしホラー「ハイテンション」のアレクサンドル・アジャ監督作。いつまでもこの紹介したる。お、サム・ライミが製作に関わってたのか。

これはアニマルパニックというよりも、ワンシチュエーションスリラーですねー。面白い!

舞台が実家だけっていう100%アットホームなのに、ハリケーンとワニ共のおかげで父娘がアウェイな戦いを強いられる87分が小気味良いこと!ワニに囲まれた実家から逃げ出すシン・フロリダ・プロジェクトだこれは!

↑「フロリダ・プロジェクト」観てないおまいう


水泳選手を演じてるカヤ・スコデラリオがいいですねー。思った以上に体をワニに痛めつけられながら、いい逃げまどう顔してます。ラストシーンもカッコいい!





彼女、メジャー作品に出てるようですが初見。様々なシチュエーションで逃げまどうシリーズ作品があったら全力で応援したいと思うぐらい気に入りました! 

ワニに腕かまれながらもんどりうつシーンは、体と引き換えに腕一本を冥土の土産にしようとしたジュウザの対ラオウ戦を彷彿させる大興奮!クロールでの水泳対決はもうちょっと盛ってもよかったかも?

まあだいたい満足です!