ハーフを走れる貴重な試走会イベントに参加してきました。

メタスピードパリスシリーズは評判良く、このイベントもすぐに一杯になりました。


イベント参加資格はハーフ90分切りということで、女性1人でほぼ男性。


レビュー動画等見ていると、エッジが良いというレビューが多いですが、私は極端なストライド走法なので、迷うことなくスカイを選びました。


それを示すのが、先週の初代アルファフライで走ったびわ湖のピッチ、ストライド。


スカイは所有、スカイ+は試走したことがあるので、レースシューズの初代アルファとも比較しながらレビューしていきます。
こっちに他のメーカーとも比較した記事を載せます。
 



■まず履いてみて
軽い、とにかく軽い。自分のレースシューズは初代アルファなので、200グラムオーバーに対して、180グラム台。何も履いていない感覚になりました。

あと紐が初代アルファと同じようにギザギザになりました。ほどけにくいので、この変更も良いところ。

■サイズ感は?
スカイ、スカイ+とも27.5で、スカイパリスも同じ。履いた感じはスカイと同じ。スカイ+より細みになったそうですが、スカイとは同じかなと思いました。

■耐久性は?
スカイで気になっていたのは、アッパーの耐久性。 


今も履くたびに縫いながら使ってます。

対して、パリスはアッパーが変わってます。どういう素材かは公式hpに譲るとして、目が粗く靴下がさらに見えやすくなってます。触ると丈夫になったと観じましたが果たして。。
目が粗くなったので、破れた際、縫うのは厳しそうです。

■スカイとエッジの見分け方
過去作は見分けにくかったですが、パリスシリーズは見分けがし易いです。見分け方は2点。

まず、アウトソールの色、貼り方が違う。
1枚目の黒がエッジ。これはメタスピードシリーズと同じ。2枚目がスカイ。赤色で前方外側が少し抜いてあります。



もう一点は、黄色の大きさ、形。
1枚目、エッジは前ほど小さくなっているのに対し、2枚目、スカイは黄色の大きさが大きく、平行四辺形の形。


■走ってみて(ジョグ)
軽いのは分かるが、キロ6程度の速さでは、良さがわからなかったです。当然といえば当然。

■走ってみて(キロ4以上)
ハーフの設定ペースは、キロ4。後半5キロくらいだけフリーペース。

走行感はスカイと同じで反発が強い。ミッドソールの反発性が上がったとのことで、フォア着地だと、少し沈み込んで前へ跳ねる。この点はスカイではあまり感じなかったです。
初代アルファのこの感じが好きでレースシューズにしてます。初代アルファのほうが、この点では強いですが、それに近い。

軽さは圧倒的にスカイパリス、安定性もスカイパリス。アルファはアップダウンのアップに弱いので、起伏のあるコースなら間違いなくスカイパリスを選びたいところです。

最もスピードが出る着地位置もスカイパリスとアルファでは同じでした。やはり、フォアが良い。ヒール、フラットでも走ってみましたが、普通に走れる、でも反発は弱まりました。

で、その着地位置というのが、黄色印のところ。ここで踏めという印だと、個人的には(何処かに書いている?)思います。

キロ4のペースで集団走だと、少しつまる感じだったので、やはりこのシューズが活きてくるのは340,330以上のペースからだと感じました。

全体のラップは以下。

キロ4のところ、デコボコしているのは、往復コースで風が強かったため。
フリーペースになって、1人抜け出し、それについたのが自分含め4人。
ラスト3キロで急激にペースが上がって310台。2人が出て、つきましたが、うちその1人がラスト1キロ3分一桁まで上げたのについていけませんでした。

そこは自分のスピード不足であり、今シーズン310台で1キロ以上走ったことはなかったので、やはりシューズの反発の強さを感じることができました。

■買いか?
買いだと思います。実際に買えるかは、個人個人、別の問題があると思いますが。

各社厚底カーボンを出してきていて、一般的にはどれも良く、それほど差がなくなってきていると言われています。その中で、この軽さという分かりやすい特徴と前作から価格据え置きの27500円というのは、市民ランナーに広く受け入れられるのではないかと思います。

特に価格。各社、上がっているので(特にナイキ)、私自身もアルファ(ナイキ)から乗り換えようと思っており、その乗り換え先は、このスカイパリスと今は考えています。