インド生活も残すところ、1週間ほどとなりました!
いやぁ嬉しいなぁ。最高だなぁ。なんだかなぁ。
この前の学会について少し。
学会が行われたのは、インドはタミルナードゥ州THANJAVURにある、
PERIYAR MANIAMMAI UNIVERSITY
と言う大学。(マムの前の勤め先)
学会の名前は、
「International Conference on Disaster mitigation and Management toward Sustainable development」
と言う、めちゃくちゃ長い名前でした。
略してIDMSらしい。
まぁ、国際学会と言っても学生はほぼインド人でしたけども。
学生の発表プログラムは大きく分けると二つに分かれています。
1.オーラルプレゼンテーション
パワポつかってやるアレですな。
2.ポスタープレゼンテーション
壁にポスター貼って、通りがかりの人に説明をするやつ。
俺はポスターのほうをやりました!
一緒に行った、同研究室のNISHA(人妻)はオーラルプレゼンテーションのほうでした。

NISHAのプレゼン。
さすが、あのマムに鍛えられてきただけあって、NISHAのプレゼンはとても良かった。
We are cool.
そして、他の発表者の内容があまり。。。
一人の学生は、「ペットボトルのリサイクル」と言うタイトルのプレゼンをしていたんだけれども
その結論が
「ペットボトルは捨てずに、リサイクルしましょう」
だったのには驚いた。
「おっ、おう。」
ってなってしまった。
もう一つ驚いたのは、質問者がせっかち!
進行役の人に指名される前に、話し始めちゃうもんだから、質問者がかぶるかぶる。挙句の果てには、かぶった質問者同士で口論にまでなる場面も。
ちなみに、質問者はほぼ大人の研究者たち。もはや爺さん。
やれやれ、もう少し大人になってくれよ。
続いて、ポスタープレゼン。
ポスタープレゼンは、こんな感じで教室にポスターが貼り出されている。
みんな、特大サイズだ。

僕のはA1サイズ、とこじんまりしているのでこんな感じ。

(真ん中ちょい右にあるやつ)
とりあえず、他のポスターを見て回る。
そして、気づく。
どのポスターも、研究の話じゃない。ただの、紹介なのだ。
例えば、地震の被害写真だけのっけたようなポスター、二酸化炭素はこんなものですよって言うポスター、津波がやばいことを訴えるポスター。
いったいナンなんだこれは。
と思い、NISHAに聞いてみると
「これは、大学一年生用のポスタープレゼンだからね。しょうがないね。」
とのこと。
ぬっ!
言われてみると、ポスターの作成者と思わしき学生達は確かに見た目が幼い。
そして、ポスターについて質問しようとするとみんな逃げていく。それか、はにかむ。はにかんでんじゃねぇぞばかやろう。
いや、しかし大学一年生でしたか。これはおじさんびっくりですよ。
大学一年生のポスターの横に、大学院一年生のポスターを並べられると言う屈辱。恥辱。
ふっ、俺もまだまだ若いと言うことか。
そういえば、バイオテロリズムの脅威というタイトルのポスターのところにいた女子学生二人が印象に残った。
彼女たちは、他の学生と違って俺が質問する雰囲気をかもし出しても逃げもせず、むしろ
「説明しましょうか???」
と積極的にアプローチしてきた。
とても熱心に説明してくれた。
最後に
「君たちはバイオテロリズムを、撲滅したいのかね?」
と博士ばりの質問をかますと
「もちろんです!」
と元気いっぱいに答えてくれた。
こういう子たちが、研究者になるのだろう。
見た目も研究者っぽかったしな。
おっと、これは失言許されよ。
そんな感じで、ポスタープレゼンは終了。
プレゼン以外では、大学内にあるバイオマスプラントや太陽光パネルなどを見せてもらい、勉強させていただきました。
その途中、NISHAが大学スタッフらしき爺さんに気に入られると言うハプニング(?)が起きたので
「人妻だぞ、ばかやろう」
と言ってやりました。そしたら、
「知ってるぞ、ばかやろう」
と返されました。
というのも、NISHAは足の人差し指にリングをつけておりまして、これが既婚者の証なんですな。だから、インド人同士ではすぐ既婚者かどうかわかると言う話。僕は知らなかったので、NISHAに
「私、結婚してるの。」
と言われたときには、おったまげました。
ちなみに、NISHAが既婚者だと知ったのは学会中の出来事です。
学会期間中、大学内の寮に宿泊したんですが、これがなかなか修行だった。
ベッドにはダニが巣食い、頻繁に停電が起こり、シャワーは無く、鏡も無く、外では鳥が「いやんいやん」と鳴く。
シャワーが無いだけならまだいいんですが、トイレの中で行水するって言うのはちょっとね。うん。
この扉、

鏡かと思いきや、、

ただの穴、開けて後悔、ナンマイダ。
ふっ、しかし今の俺にしてみれば取るに足らない出来事でござる。
(やなことあってもかっこつける、それが俺流)
まぁこんな感じで、良くも悪くも貴重な経験をした学会でした!
学会終了後、帰りの電車の時間までNISHAと共にTHANJAVUR見学。
THANJAVURにはタミルナードゥ州内外からたくさんの観光客が訪れるほどの、どでかいヒンドゥー教の寺院がありまする。
ちなみに世界遺産です。
インドに来てから世界遺産を10個以上見ました。
「世界遺産ハンター」と呼んでもらってかまわないです。
NISHAはヒンドゥー教徒だったので、色々とお祈りの仕方やら、神様のことやら教えてもらいました。
寺院見学後、晩飯食って、駅へ。
駅のホームでは、またもや「鈴木」と言う苗字は大活躍。
インド人爺さんばあさんと仲良くなりました。
いい人たちだった。なにより、自分たちの英語の発音(総じてインド人の発音)がネイティブとは違うと言うことを自覚し、かつ気にしているのが良かった。
前にも書いたかもしれないけれども、インド人の英語の発音は大分きつい。
そして、大半のインド人たちはあまりそれを気にしてないような気がする。あくまでも、憶測ではあるが。
しかし、発音はどうであれ彼らは英語を話す。英語でプレゼンをする。英語でレポートを書く。英語でニュースを聞く。
これは日本も見習わんといかんですな。
がんばろう日本。
帰りの電車の中で、マムから電話。
流石に学会疲れたので、
「明日はゆっくり休んでね」
的なことを期待していたのだが、そこは鬼のマムなので
「明日中に、向こうの大学で見たバイオマスやら何やらについてのレポート書いてね。」
とのこと。
容赦ねえな。
これにて、THANJAVURの旅は終了。
これが僕にとっての、国際学会デビューとなりました!
まさかインドでデビューするとは。
クールだぜ。
ではまた。
ナマステ!
