葵翔太郎座長ほしか演出構成&主役のお芝居でした✨
☆主な配役

飛車角…葵翔太郎座長

吉良常… 美咲暁人座長

おとよ…麗華さん

奈良平…兜獅子丸座長

宮川…長谷川一馬若座長

小金親分…朝陽政二座長


私の大衆演劇元祖である葵劇団の2世の皆さんがこんなに立派になって、こんなに素敵なお芝居を作って見せてくれて…もう感無量でした。早乙女太一さんだって葵劇団の出身ですからね〜✨

劇団舞姫、鯱、輝、朱雀…これからの活躍がとっても楽しみです❣️


何度も観てきた「人生劇場」でこんなに泣いたのは初めてです✨ここはカンヌか⁈ってくらいのヨーロッパのシネマを観ているような独特の世界観に引き込まれました✨場面にマッチした細かい音楽の変化、使い✨方がツボ

特に、翔太郎飛車角と暁人吉良常とのラストシーンはノスタルジックで物悲しく、ウィスキーでの末期の酒&今生の別れにジワりました💦


人生劇場であんなに哀愁を帯びた涙が出てくる立ち回りも未だ観たことがありませんでした💦

冒頭から、芝居後まで余韻を残すテーマ曲「傘がない」(ネタバレすみません)

…雨の場面が多く、ずーっと角さんの心に降る雨とこの曲がリンクして涙が止まらないのです💦

劇団鯱さんは座長級の方々が大勢いらして、それに三松の南雄也さん&華丸さんが加わり、素晴らしい立ち回り👏👏👏そして、翔太郎&獅子丸座長の一騎打ちがすごかった…✨✨お芝居が進むにつれてどんどん飛車角降臨してきてかっこよくなっていく翔太郎座長でした✨

人生という舞台に死に様を残す角太郎…生き様を残すという吉良常によって、「人生劇場」の幕は下ろされます…


そして、なんといっても、一馬さんの宮川…自分の劇団では決して観られない異色の役柄だと思いました。まさに殴られ役❣️

ヤクザの義理を第一に考える角さんとは対照的な腕はあまり立たないけれど情愛溢れる男…

だから、小金親分の敵討ちで命を落とすことによっておとよを1人にはできなかった…

劇団によって着地が違う今回のお芝居、どんな結末になるのかと思っていたら…

なんと宮川はおとよとともに奈良平一家の拷問に遭いなぶり殺しにされるという悲惨な最期…

拷問シーンはハードボイルドすぎて目を覆う場面もありましたが、「翔太郎座長がやれと言ったからその通りにやった🤣、一馬さんの命さえ落とさなければOKという許可と信頼関係のもとでやった…僕を嫌わないで💦一馬ファンの皆さんごめんなさい🙏」と口上で獅子丸座長が謝るほどのリアル感、迫力がありました👏👏👏

それでも、一馬宮川はどんなに酷い目に遭っても角さんの居場所について口を割らなかった…真の強い男❣️

最期に角さんに当てた宮川からの手紙…その内容に再び涙腺崩壊でした…💦💦💦

自分はダメな弟分だったと謝罪…でも…今度生まれ変わったらまた兄弟分にしてください…と飛車角愛に満ちた手紙でした💦


それにしても、宮川とおとよが飛車角に謝罪に来たシーンで、久しぶりにビール瓶割りを観た❣️(瓶はアメでできている)

なんかね…誰も悪くないんだよねぇ…


ヤクザ渡世の辛さですよねぇ…💦











Xユーザーの劇団鯱🦈情報局【公式】(@info_shachi)さん