先月つくづく思いました❣️
私の時代劇ベストヒーローNo. 1はやはりこの方

「沓掛時次郎」さん✨渡世の義理とはいえ、子持ちで妊婦の女性のためにヤクザを捨てて堅気になり、命がけで守り通す漢ってそうそういないと思います❣️他人の子どもも本当の父親のように面倒を見る…

下心的なものは一切なくプラトニックな真愛を貫く…まさに真のヒーロー✨

まさにこんな時次郎をドンピシャで演じ、ピッタリハマっていて大好きなのは三ツ矢洋次郎座長❣️洋次郎版の沓掛は何度見ても素晴らしい👏👏👏

終始、感情抑えめの洋次郎時次郎さん…でも、その佇まいや表情、台詞の間から内面がしっかり伝わってくる…こういう演技ってなかなか見れないです。

お互いに話があると言ったきり永遠の別れとなる時次郎とおきぬさん…💦

なぜ何も言わないで逝ってしまった……好きでござんした…」心の底から悲しみが溢れてくる感じ💦

また、谷川恵那さんのおきぬさんが好きなんですよねぇ私…恵那さんも大好きな役だとおっしゃっていました。芯が強くて、女である前に本当にヤクザのおかみさん、母親って感じで…

夫の敵である時次郎との恋は禁断ですから、最期の最期に「愛」を伝えたかったのでしょうね…

翔君の太郎吉もどんどん進化していて、ラスト、「ちゃんと呼んでいいかい」……「イイよ」の

2人の台詞の間が素晴らしくて涙が止まりませんでした💦

また、お芝居にかかる曲の選曲もタイミングも…いつもながらすばらしいのですよねぇ…


そして…もう1人のヒーローは立花大五郎版の銀平さん❣️「雪の渡り鳥」

時次郎さん同様…あまり「男」を感じさせない不思議な魅力があるのですよねぇ…

すがっと潔く、何しろ腕が立つ…それでいて内面的にはヤクザの血が騒ぎ堅気にはなれない自分とお市への情との葛藤、内省に苦しむ一面もあり…まさに大五郎座長のニンという感じがします✨

親が無理やりうの吉(せいやさん)と結婚させようとするのを嫌がる恋仲のお市(ゆきえさん)が「逃げよう」と言った時に、「かたぎになれない。渡世の義理が大事」と応えた瞬間、すでに2人の愛は消えてしまいました…💦

それでも、天城峠で下田港の灯りを見てお市を思い、帰ろうかと一瞬迷った自分に「銀平未練だぜ」と戒める瞬間、歓声が上がりました✨


お市一家の苦境を知り、再会した時も、すぐにカッとなってうの吉に刀を振り上げたのをお市之に止められ、「自分はやっぱり変われない」と自分を責める💦


そして、未練を断ち切るように縄のれんを、刀で切って酒をブーっ→タスキにし、「お市おめえのために行くんだよ…最後の大立ち回り❣️雪の渡り鳥の剣の舞い‼️」と言って、大五郎銀平の雪の中の大立ち回り👏👏👏

特に。大五郎座長と良二さんの立ち回りがすごくて拍手が湧き起こりました❣️


このお芝居は大五郎座長襲名の時のお芝居✨まさに十八番で、マイベスト銀平さんです❣️


今、書いていて、今度は、洋次郎座長の銀平さん、大五郎座長の時次郎を観たくなりました✨✨