北京市内で不動産関連会社などを傘下に持つ燕山華爾森集団(華爾森集団)の元経営者、謝根栄被告の裁判が進行中だ。謝被告は偽造した“金縷玉衣”を示して銀行を信用させ、5億元(約60億5250万日本円)を借るなど詐欺行為を繰り返していた。金縷玉衣”は専門家5人が鑑定し、「24億元(約290億5200日本円)」の値をつけていた。無責任な鑑定に批判が出ているが「なんで簡単に信用した」などと述べる「専門家」もいる。中国新聞社が報じた。
「金縷玉衣」は、1968年に河北省にある漢代の中山靖王の墓で発見されて有名になった。中国人が珍重する「玉」を金の糸などで縫い合わせたて作った遺体に着せる衣装だ。その後も中国ではさまざまな“金縷玉衣”が発表された。出どころが不確かなものも多いが、「専門家」による「歴史的なものだ」との鑑定書がつけられている場合が多い。
謝被告は豪邸に済み、ロールスロイスなど高級車を複数所有しており、「大富豪」として有名な存在だった。古美術の収集家としても知られていた。
しかし、会社の経営状態は悪化し、謝被告は書類を偽造して融資を受ける行為を繰り返していた。会社の経営に使うだけでなく、自分の豪華な生活にも充て、謝被告の自供によると住居、自動車、美術品収拾、賭博、遊興などに5億元程度を使ったという。
華爾森集団に融資していた中国建設銀行は2002年、華爾森集団が新規の融資を求めて提出していた各種資料に虚偽があることに気づき、謝被告に説明を求めた。謝被告は改めて財務表を提出したが、やはり虚偽の内容だったという。謝被告はさらに、“金縷玉衣”と鑑定書を示し「市場評価額は24億元だ。会社は一時的に資金繰りが難しくなっているだけだ。“金縷玉衣”を売れば、今融資を受けている金を返すこともできる」などと言い、銀行関係者をだました。“金縷玉衣”は新たに作ったものだったが、「歴史的美術品」に見せかけた。
鑑定書は専門家5人が作成した。いずれも、中国歴史博物館研究員、故宮博物院元副院長、世界古美術品鑑定評価委員主任など、中国を代表する「専門家」だったので、銀行側も信じた。鑑定額の「24億元」は、新たに作られた“金縷玉衣”の場合には考えられない高額だったという。謝容疑者は、新たに5億元の融資を受けることに成功した。
鑑定家5人は、謝容疑者から数十万元(50万元=約600万日本円)の鑑定料を受け取ったとされる。鑑定家の1人によると、ガラスケースの外からしばらく眺めて、鑑定書に署名しただけだった。「その方面の権威者である、先輩の専門家もおり、その(24億元という)見方に間違いはないと思った」という。
「24億元は高額すぎたが、値段などつけられない貴重ものだと思った」、「銀行もどうかしている。なんで謝容疑者を簡単に信じたのだろう」と述べる“専門家”もいる。
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謝根栄被告は2008年3月に身柄を拘束され、2009年に「融資詐欺罪」で無期懲役の一審判決を言いわたされた。謝根栄被告は判決を不服として控訴し、2011年9月現在は二審を争っている。(編集担当:如月隼人)
(この記事は中国(サーチナ)から引用させて頂きました)
「金縷玉衣」は、1968年に河北省にある漢代の中山靖王の墓で発見されて有名になった。中国人が珍重する「玉」を金の糸などで縫い合わせたて作った遺体に着せる衣装だ。その後も中国ではさまざまな“金縷玉衣”が発表された。出どころが不確かなものも多いが、「専門家」による「歴史的なものだ」との鑑定書がつけられている場合が多い。
謝被告は豪邸に済み、ロールスロイスなど高級車を複数所有しており、「大富豪」として有名な存在だった。古美術の収集家としても知られていた。
しかし、会社の経営状態は悪化し、謝被告は書類を偽造して融資を受ける行為を繰り返していた。会社の経営に使うだけでなく、自分の豪華な生活にも充て、謝被告の自供によると住居、自動車、美術品収拾、賭博、遊興などに5億元程度を使ったという。
華爾森集団に融資していた中国建設銀行は2002年、華爾森集団が新規の融資を求めて提出していた各種資料に虚偽があることに気づき、謝被告に説明を求めた。謝被告は改めて財務表を提出したが、やはり虚偽の内容だったという。謝被告はさらに、“金縷玉衣”と鑑定書を示し「市場評価額は24億元だ。会社は一時的に資金繰りが難しくなっているだけだ。“金縷玉衣”を売れば、今融資を受けている金を返すこともできる」などと言い、銀行関係者をだました。“金縷玉衣”は新たに作ったものだったが、「歴史的美術品」に見せかけた。
鑑定書は専門家5人が作成した。いずれも、中国歴史博物館研究員、故宮博物院元副院長、世界古美術品鑑定評価委員主任など、中国を代表する「専門家」だったので、銀行側も信じた。鑑定額の「24億元」は、新たに作られた“金縷玉衣”の場合には考えられない高額だったという。謝容疑者は、新たに5億元の融資を受けることに成功した。
鑑定家5人は、謝容疑者から数十万元(50万元=約600万日本円)の鑑定料を受け取ったとされる。鑑定家の1人によると、ガラスケースの外からしばらく眺めて、鑑定書に署名しただけだった。「その方面の権威者である、先輩の専門家もおり、その(24億元という)見方に間違いはないと思った」という。
「24億元は高額すぎたが、値段などつけられない貴重ものだと思った」、「銀行もどうかしている。なんで謝容疑者を簡単に信じたのだろう」と述べる“専門家”もいる。
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謝根栄被告は2008年3月に身柄を拘束され、2009年に「融資詐欺罪」で無期懲役の一審判決を言いわたされた。謝根栄被告は判決を不服として控訴し、2011年9月現在は二審を争っている。(編集担当:如月隼人)
(この記事は中国(サーチナ)から引用させて頂きました)
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