小学生の頃、父が忙しい合間に時間を取って、私と友人を大阪港まで連れて行ってくれました。
当時、習っていた油絵で、どうしても海に沈む夕日が描きたくて、父に頼み込んだのです。
父は、公認会計士として、たくさんの顧問先を持ち、出張続きで、超多忙な毎日を送っていました。
それでも、息子とその友達のために、時間を取ってくれたのです。
私は、モネの「セーヌの日没」や「日の出」のような太陽の色に憧れていました。
そのオレンジ色が、本当に心にしみてくるのです。
埠頭の先にイーゼルを立てて、直接キャンバスに描き始めました✍️
ちょうどいい時間が来て、港が夕日に染まります。
筆で直接夕日に触って、キャンバスに落としたような夕日を描くことが出来ました。
(自分史上最高の出来だと思います😅)
この時に描いた油絵は、絵を貰ってくれた叔父さんが亡くなるまで、大切に玄関に飾ってくれていたのを覚えています。
叔父さんも父も、今はこの世にいませんが、あの時の夕日の色と、港の潮風の香りと、父の笑顔が、私の記憶の中で生き続けています。
気がつけば、あの時の父親よりも歳をとっていました。
私も、息子たちに良い想い出を残してあげることはできたのだろうか……。
ふと、そんなことを思ったりします。
子ども達、そして孫の世代に、地球がクリーンで、平和で、天国のような星になっていることを願っています😊✨
いつまでも、美しい日の出や日没を見ることが出来ますように……☀️🙏
今日も読んでくれてありがとう🙏😊💕