チャールズ・ブコウスキーという
酔いどれ詩人をご紹介しましょう。
海外で有名なのはもちろん、日本にも熱狂的な読者が大勢います。
1994年に73歳で亡くなっていますが、
彼の死後に発表された、日記があります。
邦題は「死をポケットに入れて」
彼が晩年に購入して、その虜になったマッキントッシュに書き綴った徒然日記です。
今ならきっとブログで書いていたと思います。
私の尊敬する偉大な作家、ヘンリー・ミラーにも共通していますが、晩年の作品は哲学的にとても深淵です。
この日記も、死について、哲学の考察、若き貧乏時代、尊敬する作家たち、書く事について、大好きな競馬について等、面白おかしく書かれています。
特に印象深い一節を
書くというのはわたしが飛ぶ時。
書くというのは情熱を燃やす時。
書くというのはわたしが左のポケットから死を取り出し、
そいつを壁にぶつけて、
跳ね返って来るのを受け止める時。
河出文庫 「死をポケットに入れて」より
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すべてのブロガーに捧げたいメッセージですね。
やはり円熟した詩人というのは、なにげなく書いていても、心に響くスピリチュアルメッセージになるものですね。
もう一節ご紹介します。
ほとんどの人たちは死にたいする用意ができていない。
中略
死に誰もがショックを受け、恐怖を覚える。
まるで不意打ちだ。
何だって、そんなこと絶対にありえないよ。
わたしは死を左のポケットに入れて持ち歩いている。
そいつを取り出して、話しかけてみる。
「やあ、ベイビー、どうしてる? いつわたしのもとに
やってきてくれるのかな? ちゃんと心構えしておくからね」
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かっこいいセリフですね😎
自分の死に対して、こんな事言ってみたいなぁ〜。
最後にもうひとつ……✍️
誰もが何ひとつ考えることなく神を鵜呑みにし、何ひとつ考えることなく国家を鵜呑みにする。
すぐにもみんな考える方法を忘れてしまい、自分以外の人間に自分に代わってすべて考えてもらうようになってしまう。
やつらの頭の中も綿が詰まっている。
見た目も醜ければ、喋り方も醜く、
歩き方も醜いやつらばかりだ。
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私の大好きな、酔いどれ詩人チャールズブコウスキーさんでした🙆♂️
今日も読んでくれてありがとう🙏😊💕