宮沢賢治さんの詩を読んでいて、もう38年も前の、父が死んだ翌朝の事を思い出しました。
深夜に病院から電話があり、たった今亡くなったと聞いて車で病院に駆けつけました。
運転中に身体中が悲しみやその他の複雑な感情で一杯になった感覚を今でも忘れません。
大好きだった父親と別れる恐怖、悲しみ、そして大人になってからそんなに会話しなくなった事への後悔など、様々な感情に圧倒されていたのです。
そして病室に到着し、亡くなった父と対面した時には号泣してしまいました。
病院から遺体を運ぶのを見送って、一度家に帰ろうと駐車場を歩いていると、いつの間にか空が明るくなっていました。
そして、小鳥のさえずりが聞こえてきます。
見上げると本当に透明なきれいな青空がひろがっていました。
その時に、「ああ、こんなに大切な人が死んでしまった悲しい日にも、何事もなかったかのように朝が来て、小鳥がさえずるのだなあ……」と、世の無常と儚さを感じたのです。
宮沢賢治さんも、自分が死にかけている時の心境を詩に残しています。
「わたしから見えるのは やっばりきれいな青ぞらとすきとおった風ばかりです」
私の大好きな詩です。
今日も読んでくれてありがとう🙏😊💕
※写真は父が残してくれた、般若心経を彫ったシルバーの万年筆で、今も大切に使っています✒️💕
