私の大好きな禅の言葉に
「電光影裏春風を斬る」というのがあります。
山岡鉄舟もよく色紙などに書かれています。
ちなみに鉄舟さんの道場の名前は、ここから
とられて、「春風館」と名付けられました。
鉄舟さんは剣禅一如の大先生でした。
昔、中国のお寺に敵の軍勢が攻めて来ました。
修行僧たちは一目散に逃げ出したのですが、
住職の無学さんは平然といて一句詠んだのです。
電光影裏春風を斬る
わしの身体を斬ってもどうという事はないぞ。
稲妻がぴかっと光り、刀が春風を斬るような
ほんの一瞬の、まったく意味のない事じゃ‼️
と軍隊をたしなめたのでした。
その剛胆さに敬服した、敵の大将は住職を
斬らずに立ち去ったという逸話です。
ちょっとした事で大騒ぎ、心ここにあらずという
気の小さい私は、無学和尚のように、いつも泰然自若
という心境になりたいですね。
喝ーーつ‼️
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