
ハワイから帰って来た主人公が、
親友の家に泊めてもらい、悪夢を見るシーンから
「こなくそおーっ」

恐ろしく大きな叫び声が聞こえる。
すると目の前に侍の格好をした男が、いきなり斬りつけて来た。
ぼくも刀で攻撃を防ぐ。
ギャリーンという金属音とともに、火花が散った。

頭に衝撃を受けた。
目の前が真っ赤に染まる。
他にも数人いるらしく、すぐ近くで乱闘の気配がした。
しばらくすると意識がうすれてきた。
身体は宙に浮いているようだ。
誰かの声で、意識が戻って来た。
「もうよい、もうよい」
声と一緒に、数人の足音が遠のいて行く。

「石川、手はきくか」
気がつくと、自分の声だった。
「おれは脳をやられている、もういかん」
身体が、ゆっくりと倒れて行く。
倒れながら、となりに横たわっている男が視界に入った。

頭に羽根飾りをつけた、血だらけのインディアンの若者だった。
その若者が、こちらに顔を向けて、何か話しかけているのだが、
声が小さいのか、言葉が解らないのか、まったく理解出来ない。
若者は、ゆっくりと何かを持っている右手をこちらに差し出した。
その手には、あの、ホピの人形が、しっかりと握られていた。

次回につづきます

では、今日も良い日でありますように

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