「竜馬のレッスン プロローグ3」からのつづきです

プロローグ4
コーリング

ぼくは、運命や宿命を信じるタイプではなく、
自分の人生は自分で切り開いて行く、という考え
で今まで生きて来たので、どうもピンと来なかっ
た。ましてや精霊なんて論外だ。

「ところで君は、神さんとか精霊とか目に見えへん存在は信じるか?」
的を得た質問にびっくりしたのだが、正直に答えた。
「まったく信用出来ません」
「うん、そんな感じやなあ。せやけど、君はさっき
目に見えへん何かの力を、その人形に感じたんと違
うんか?」
「いや、でもあれは、直感というか、そんな気がす
るという感じなので、精霊を信じる事とは意味が違
うと思いますが」
「そんな気がする、という感覚が大事
なんやがな。人間、頭だけで考えて、何でも出来る思たら大間違
いやで」
ぼくは、何と答えたらいいのか分からなかったので、
話題を変えようと、手に持った人形に視線を移した。
すると、また最初の感覚が蘇って来た。
とても懐かしい、しかも愛する人に会ったような
不思議な感覚だった。

次回につづく
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