「効率が10倍アップする新・知的生産術」(勝間和代著、ダイヤモンド社刊)を読みました。よくもまあ効率化のための手法を(著者自身が)実践されているものだ、というのが率直な感想です。


コンピュータの使い方から、読書の方法、はたまた健康維持についてのノウハウまで、確かにご本人さんは幅広く深く学んだ上で実践されているのでしょうが、ひとつひとつのテーマについての記述が浅いように思いました。その辺は参考書籍を上手に紹介はされているのですが・・・。


自己啓発するための手法を、まずは幅広く知っておきたいという意味では良い本です。


一方、物足りなかった点も書いておきましょう。


それは著者自身の本当の魅力が感じられなかったことです。マッキンゼー出身者らしい論理的な主張は「ごもっとも」なのですが、ノウハウの伝達に徹しすぎて表彰歴以外の魅力が伝わってこないのが残念でした。(同じマッキンゼー出身でも川本さんの著作には、川本さん自身の魅力が感じたものですが・・・。)