今日、とある人から投資タイミングに関する質問を受けました。


「昨年後半から投資信託を始めてみようかと思っているが、サブプライム問題で市場が大きく下落しそうなので今年後半まで様子を見たほうが良いのではないか」

という内容でした。


投資タイミングというのは、誰でも実際に投資しようとするときは気になるものです。


このご質問には

「どのような投資をしたいかによって変わってくる」

と答えています。


投資期間を短く、わずかでも利ざやを稼いでゆく投資手法であれば、相場の動きに敏感である必要があります。しかしながら、投資信託のように複数の銘柄を組み合わせた商品で、そのように機動的に投資しても大きな効果は得られませんし、かかるコストも膨大です。


「投資タイミング」に関するご質問は相場が弱いときに必ずといってよいほど聞かれます。でも投資の目的が、余剰信金による資産形成であるのなら、そして投資信託という商品を利用するのであれば、タイミングは気になさる必要がないのではないでしょうか?


この問いは未来が見えない限り解けない問題で、むしろ格言にもあるように、「今は投資すべきでない」という雰囲気の方が、投資するタイミングなのではないかと思います。


チャールズ・エリスは「敗者のゲーム」という作品の中で、このように書いています。


「市場タイミングに賭けてみようというのは『悪魔の囁き』だ。決して耳を傾けてはいけない。」