「予定利率」とは生命保険会社が契約者に対して保証している利回りのことで、一般的な保険では契約時の利率が保険期間中ずっと適用されます。


予定利率が高いと保険料は安くなり、しかも満期まで運用したときの解約返戻金は大きくなります。

私が偶然加入していた平成2年の養老保険は30年満期で、5.5%の予定利率が適用されています。30年後は支払った保険料総額の2倍近くが受け取れる契約です。


このようにバブル時は最大6%を超えていた予定利率も今では1.5%前後です。
最近になって、予定利率上昇の動きもみられますが、こと貯蓄性という意味においての保険の魅力は過去に比べて少ないものです。


一方、保険の見直しと称して、「過去の保険を下取りしましょう」なんて営業トークを使う人がいます。これは運用難に苦しむ保険会社が逆ザヤを解消するために提案していることが多いので、ご注意下さい。


保険の見直しは、必ず契約時の予定利率を確認してから行ないましょう。そしてもし高利回りの予定利率であれば、以下のような対策をご検討下さい。


・貯蓄性の高い部分のみを残し、掛け捨て部分を見直す(解約する)。こうすることで「貯蓄制性商品」として活用する
・「払い済み」にして保険料負担を無くす
(「払い済み」の解説は次回)


バブル時の高利回り商品は「お宝保険」とも言われ、大変貴重ですから上手に活用していきましょう。