さっき東京から帰ってきました。
今回の旅、いや出張は大変きつかったです。今回は、都内に入っても物件視察のための移動距離が長くて、ホントに計画通り進むのか最後までヒヤヒヤでした。

そんなスケジュールで、とても役にたったのが「本」です。移動時間の長さを忘れさせてくれるからです。だから自分は遠いところに行くときは、必ず本を持っていきます。そして今回選んだのは「東京タワー」。

何を今頃?と思ったりもしましたが、良い選択だったと思います。

400ページ超のこの本をこの2日で読み終えたのは、移動の多さだけでなく、何より本の面白さのおかげです。

母親や父親との思い出が綴られたこの小説?の後半では、不覚にも涙しました。著者のリリー・フランキーと自分は年の差3つで、しかも物語は東京と福岡を往復する形で展開していきます。「家族」というテーマ以外に、自分と著者の共通項のようなものを、スゴク感じました。

後半は悲しくて、読みたくなくなるようなシーンも続きましたが、なんとか読み終えました。読みたくなくなるほど、感情移入できる本も久しぶりです。

読みながら、自分の「家族」について改めて考え直すと同時に、お金では買えない幸福体験というものを、考えさせられた作品でした。

今の時代に欠落しているテーマだからこそ、ベストセラーになりえた作品だとも思いました。