今朝の日経に「迷走する保険比較広告」と題する記事が載っていました。現在の保険業法では、保険の比較が禁止されています。これを解禁する方向だったのに金融庁と保険会社の間で、意見調整が難航しているというのです。

テレビを見ていても、最近は特に比較広告が目立ってきました。中でもマックのCMは両者の特徴をよく表していて、面白いと思います。

ただ「保険」という商品が比較「広告」されることは、むしろリスクが高いのではないかと思います。生命保険の場合ですと死亡率、金利、保険会社のコストによって、保険料が決まります。そのため、同種の商品の場合は、大きな差が出ないのです。それでも「掛け金」に大きな違いが出るのは、契約者が何らかのリスクを負っていることになります。(例えば、月々の掛け金が安いかわりに、中途解約のペナルティが大きいものが存在します。)

それを一概に、「こちらが有利」というのは、ナンセンスというより危険です。銀行でも、悪質な行員によるサギ手口は「一般のお客さまには、公表していないお得意様金利です。」というトークだといいます。あなただけに特別な商品というのは無いことを自覚することが、FP教育の第一歩だと思います。

私の意見としては、商品比較そのものを禁止する現行の法律は解禁して欲しいものの、比較広告となると、これは誤解を招くので止めておいたほうが良かろうというところです。