トイレ修理 | 女神は謙虚な者に微笑む

女神は謙虚な者に微笑む

運を引き寄せるのは日頃の行い。
引き寄せた運をモノにするのはその人の実力。

私には水道工事の出来る友達が近くに居ないので

修理はお金を払って業者さんにきてもらうか

自分でしなくてはいけません。

 

じつは少し前から

便器内の水が溜まってる所が波打っていて

少しずつ水漏れしていました。

 

分かってたけど

微量だったし直すのも面倒なので放置してたんです(^^;

 

ところが水道のメーターを見に来た人が

「どこか水漏れしてますよー」

と教えてくれて、心当たりはそこしかなく

 

トイレの止水栓を止めたら

水道メーターの赤い回転が止まりました。

 

そう、微量だと思っていたのに

というか微量でも水道メーターはしっかり回る。

 

で、仕方なく修理することに。

 

トイレタンク内部

 

便器の中に水が漏れ出ているということは

 

・ピストンバルブで水が止まらず

 オーバーフロー管から水が溢れて便器に流れ込む

 

・ゴムフロートの密着度が悪くて隙間から水漏れ

 

・オーバーフロー管が折れている(亀裂とか)

 

ぶっちゃけ、これくらいしか原因はありません。

 

 

ここで打ち明けなくてはならないことがあって

じつはうちのトイレ

 

随分早い時期にオーバーフロー管が折れてますw

 

youtubeなんかで

オーバーフロー管の折れによる修理動画を見ると

うちのと同じメーカーが多く

 

こういう所にブランドの差が出るんだなぁと

思わずにはいられません。

 

そもそも、何故、タンク内で触りもしない

オーバーフロー管が折れるかというと

 

トイレの仕組み

 

トイレのレバーを引っ張ると、ゴム玉が引っ張られて持ち上がり

そこから水がジャーッと流れ出ます。

 

引っ張られたゴム玉は浮かぼうとしますが

浮かんでしまうと、元の場所に返って来なくなって

いつまでも水が止まりません。

 

なので、オーバーフロー管に図のようなストッパーが付いてて

ゴム玉はそこまでしか浮くことが出来ない仕組み。

 

で、水が流れ切ると、またゴム玉が「カポッ」と

元の位置に収まります。

 

つまりゴム玉が浮くたびに、ストッパーに当たるので

その衝撃が繰り返されて、フロー管が根元から折れるというワケ。

 

普通に使っててココが折れるとか

間違いなく耐久性に問題あるやろ・・・( -_-)フッ

 

そして、フロー管のパーツを交換しようと思ったら

タンクを取り外す必要があるんです(←やりたくないw)

 

で、私はどうしたかというと

 

フロー管が折れた部分の径を確認して

塩ビパイプを買ってきて

シールテープを巻いて差し込んだw

 

こんな感じ

 

割としっかりハマるんですよ♪

 

しかし、これには例のストッパーがついてないので

これだけではゴム玉はプカプカと何処かへ行ってしまいます。

 

そこで登場したのが「突っ張り棒」♪

 

トイレやタンクの中を写真で見せるのは恥ずかしいので

今回はイラストでの紹介です(^^;

 

自作ストッパー

 

突っ張り棒に穴をあけて

これをタンクの中に渡します。

 

するとゴム玉は突っ張り棒より上には浮かないので

ちゃんと元の場所に収まる仕組み。

 

これなら差し込んでるだけのフロー管にも

衝撃が加わらないし

 

このストッパーも以前のように簡単には壊れません。

 

ここまでは「実はうちのトイレ・・・」の話(笑)

 

これらを踏まえて

 

・ピストンバルブの水が止まらない

→フローターを押し上げたら止まるので問題なし

 

・ゴムフロートの密着度が悪くて隙間から水漏れ

→ゴム玉を押し付けてみても漏れは無くならないので

 別のところから漏れてそう

 

ですが念のため、ゴム玉を取り外して確認。

 

真っ黒~

 

トイレのゴム玉は、必ずこうなりますねー

一応、劣化とか亀裂とかは見当たらなかったので

軽くきれいにして元に戻しました。

 

手はこうなりますw

 

なかなかの汚れ方ですが、洗剤で案外簡単にとれます(^^)

 

ネットでは「手にゴムの色がつくようになったら交換の目印」

みたいに書いてあることも多いですが

そんなん、付かへんのは新品の時だけやん!?

 

交換時期は「シールしなくなったら」「漏れ始めたら」

でいいんじゃないかと思ってます(^^;

 

500~1000円以内で買えるし

交換なんて一瞬で出来ますからねー(゚゚)(。。)

 

最後は

・オーバーフロー管が折れている(亀裂とか)

→差し込んだ所のシール性が悪くなってる可能性!?

 

ってことで、さっきの写真にあったシールテープを

一旦剥がして、新しく巻き直しました。

 

すると・・・止まった♪

 

有名修理業者に頼むと

8800円~+部品代 だそうです。

 

が、本日の修理費 ゼロ円!!(エライ(笑))

 

ちなみに今回シールテープを巻いたのは塩ビパイプ。

もしかしたら接着剤で固定してしまうのが

正解かもしれませんが

 

シールテープは、やり直しが利くのがメリットw

接着してまた取れたら直すのが面倒くさそうなので(^^;

 

ところでDIYなんて全くしない、っていう人の中には

ネジ部にシールテープを巻く時の、巻く方向さえ

知らない人が多いです。

 

そういうのを小学校の時

すでに父親に教えられていた私は

実は恵まれているのかもしれません(゚゚)(。。)

 

前にも何かの時にチラッと書きましたが

素人がここまでやっちゃっちゃー

修理業者さんが儲かりません(^^;

 

これでやっと「宿題」が終わった気分です♪