大谷 良
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モニュメントバレー アメリカ先住民3000年の記憶 

モニュメントバレー アメリカ先住民3000年の記憶

 

 先日、「堤真一xアメリカ 謎の古代遺跡」という特別企画番組が報道、反響がありました。僕もコロナ渦前に、アメリカ先住民3000年の記憶を辿る旅をしたく、シアトルから、モニュメントバレーを旅しました。

ナバホ・インディアンの居留地に身をおくと、悠久の歴史を感じてしまいます。

モニュメントバレーには、ビュートと呼ばれる大小の岩山や、メサといわれるテーブル形の台地が点在しています。 これらは、何千年という途方もない期間をかけて雨や風、地殻変動などによる自然の力によって徐々にできあがってきたものです。信じられないことに、大昔この大地は水に覆われていて、その水の流れや水が運んできた土砂によって岩が切り崩されていきました。グランドキャニオンも、はるか未来には今のモニュメントバレーのようになると考えられているのです。世界には旅したい場所が、本当に沢山ありますね、いつまでできるかな。

 

 

新聞に掲載 あやべ新聞;あやべ春秋「認知症の予防」

新聞に掲載 あやべ新聞;あやべ春秋「認知症の予防」

 この度、京都府の地方新聞である「あやべ新聞」に、京都市西京区の澤井寛治様にご投稿いただき、私のことが記事になりました。

 

 内容は、貼付した新聞記事を参照して頂きたいですが、簡略すれば、米国留学時代(NIH:米国国立衛星研究所に留学)に、サイドワークとして、Preventing Alzheimer Disease(当時の米国ベスト著書)を翻訳して、「アルツハイマー病が予防できる」(医歯薬出版)(当時の日本認知症学会推薦図書)という一般向き医学書を出版しました。

 

その本を拝読頂き、お役立て頂いたことを新聞に掲載いただいた次第です。私が翻訳した医学書が、一般の方々にお役に立てたこと、心の支えの1つになったことは非常に光栄なことと感じております。

https://www.shimizu-hospital.or.jp/shimizu/news/20240806-8147/

https://www.shimizu-hospital.or.jp/shimizu/shinryo/noushinkeinaika/

https://www.shimizu-hospital.or.jp/shimizu/

http://www.nih-diary.sakura.ne.jp/NIH_Diary/top.html

https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=719360

 

 

清仁会シミズ病院 脳神経内科部長として、挨拶 院内報(Shimizu Voice vol.51)

清仁会シミズ病院 脳神経内科部長として、挨拶。 院内報(Shimizu Voice vol.51)

2024年4月1日より、清仁会シミズ病院に脳神経内科部長として勤務しております。勤務後、院内報(Shimizu Voice  vol.51)での「挨拶文」の依頼があり、記載しました。改めて、その挨拶文をBLOGに記載しようと思います。 

 

内容は簡便で、「他科、他職種の方々との協調性を大切に、謙虚に真摯にプロフェッショナルに職務に取り組み、地域医療に貢献したいと考えています。よろしくお願い申し上げます。 脳神経内科部長 大谷良」になります。

 

 

EAN congress 2024(欧州神経会議)- day3 & 4

EAN congress 2024(欧州神経会議)-day 3 & 4

 2024.6.29.—7.2.のHelsinkiで開催されたEAN congress 2024(欧州神経会議)ですが、day.3は、頭の整理をするため、EAN/MDS-ES: Movement disorders in autoimmune encephalopathies, EAN/Euro-CNS: Autoimmune encephalitis associated with neuronal surface or intracellular antibodiesを集中して拝聴しました。脳炎と抗体の関連は、日本でも充分研究はされていますが、フランスからの報告は、特に興味深いものでした。Parkinson’s disease, Epilepsyは毎回、面白いです。

 Day.4はStroke & Epilepsy, Highlights and Breaking Newsってところです。

 気候は終始、穏やかで、過ごしやすく、食事もお魚関連が特に美味しかったです。

2025年は、Saville, Spainですね。

EAN congress 2024(欧州神経会議)Helsinki, Finland d1&2

EAN congress 2024(欧州神経会議)in Helsinki, Finland(day1, 2)

 2024.6.29.—7.2.の4日間, Helsinkiで、EAN(European Academy of  Neurology)congress 2024が開催されました。欧州の神経学会で、参加者は当然、欧州の脳神経内科医が多いですが、高レベル、高センスということもあり、米国、南米、アジア、アフリカからの参加者もおられます。

 初日の、EAN/MDS-ES: Towards a biological classification of Parkinson’s diseaseは、症候学、分子生物学、病理学を盛り込んだ深みのある内容。19:00からのopeningも、EANの歴史を十分に理解できる内容で、将来のvisionも分かるものでした。会場参加者での嗅覚の実感は面白かったです。短コンサートもあり、盛り沢山でした。

 Day.2のPresidental Symposiumは最先端のより高レベルな内容、他、EpilepsyやMG, Movement Disorderのセッションも最先端の興味深い内容でした。15:30-Brain Challengeでは、International team vs Finland teamでクイズ大会、Finland teamの勝利でしたが、日本神経学会の専門医試験を少し難しくした内容くらいでした。つい、引き込まれる内容の多い EAN congressです。

 

欧州神経学会(EAN Congress 2024)、ヘルシンキ入り

EAN Congress 2024, Helsinki入り

 2024年の欧州神経学会(European Academy of Neurology, Congress 2024)はHelsinki, Finlandで6.29.-7.2.の期間、開催されます。

 1日前にHelsinkiに入り、会場の下見と、Helsinkiの街を散策しました。Helsinkiは100万人以上が住む都市圏としては最北に位置する都市、Finlandの政治や教育、金融、文化、調査センターなど様々な分野の中心都市です。気温は、同じ時期の関西と比較して、10度ほど低く、乾燥していて、過ごしやすいです。日出は午前4時頃、日没は午後11時頃になります。

 先ずは、Helsinkiで有名な観光名所でもあるHelsingin tuomiokirkkoを訪れました。教会は通常、信仰の奉仕と結婚式のような特別なイベントに使用されます。

 大聖堂の屋根には12使徒真鍮の彫刻がある。これは世界最大の真鍮彫刻の一様のコレクションになります。街並を散策しつつ、マーケット広場にいってみました。新鮮な野菜、果物が一杯。エテラ港に面し(フィンランド湾、バルト海に繋がる)、港からは、スオレンミンナ島を見ることができました。Helsinkiで皆さん、日照時間の長い初夏を楽しんでおられる印象でした。

 

伊弉諾神宮「国生み伝承」

伊弉諾神宮「国生み伝承」

 

 

先日、兵庫県淡路島にある伊弉諾神宮に行ってきました。「国生み伝承」として有名で、国生みの大業を果たされた伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)の二柱をお祀りする神社です。『古事記』・『日本書紀』に記載がある中では全国で最も古い神社で、淡路国一宮として古代から全国の掌敬を集めています。国生みに始まるすべての神功を果たされたイザナギ尊が、御子神である天照大御神に国家統治の大業を委譲され、最初にお生みになられた淡路島の多賀の地に、「幽宮」を構えて余生を過ごされたと記されています。その御住居跡に御神陵が営まれ、そこに最古の神社として創始されたのが、伊弉諾神宮の起源になります。境内には、イザナギ・イザナミの二神が宿る御神木として、夫婦円満、安産子授、縁結びなどの御利益があると信仰されている樹齢約900年の夫婦大楠があり、神聖なものを感じました。

 

 

 

 

 

 

貴船神社 古を感じて

2023.9.3.、友人と貴船神社に行ってきました。古を感じるタイムトリップになった気がしています。

貴船神社に関して:

御祭神

本宮:高龗神(たかおかみのかみ)伊奘諾尊(いざなぎのみこと)の御子神(みこがみ)、水の供給を司る神

結社:磐長姫命(いわながひめのみこと)

 

木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉姫

奥宮:

高龗神(たかおかみのかみ)

船玉神(ふなだまのかみ)としての信仰も篤い一説には闇龗神(くらおかみのかみ) 玉依姫命(たまよりひめのみこと)も祀られていると伝わる。

由緒:天武天皇白鳳六年(約一三〇〇年前)には、すでに御社殿造替が行われたとの社伝が存在することから、創建は極めて古いと考えられます。

御神徳:「きふね」は古くから気の生ずる根源として「氣生根」と記され、
御神気に触れることで気が満ちるとされてきました。

歴代朝廷の信仰も篤く、水の神として炎旱(ひでり)の時には黒馬を、霖雨(ながあめ)の時には白馬または赤馬を献じて、雨乞い、雨止みを御祈願されました。そのほか、疫病が流行した時には厄除を御祈願されるなど、天下に大事があるときには勅使を遣わし、御祈念され続けてきました。

 

Budapest night time & EAN day.3

Budapest night time & EAN day.3

 EAN(欧州神経学会)の3日目も活発な意見が飛び交う素晴らしい講演が多かったです。最近の流行か、クイズ形式のやり取りも取り入れるなど工夫を感じました。難治性てんかん / てんかん重積のコーナーでは、皆さん、やはり苦労されているの印象でした。

 最終日も、ドナウ川に面するレストランで夕食、night time の Budapestは、見ているだけで中世や近代の欧州にtripしそう、幻想的で綺麗です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

EAN(欧州神経学会) day.2 AM

EAN(欧州神経学会) day.2 AM

 EAN day.2、9:00からのセッションは、Early/prodromal detection and risk stratification in PD & DLBと興味深い内容、Insight from Imagingが特に興味深かったです(私もneuro-imagingを積極的に実施していた時期あり)。背景にpathologyがしっかり講演されるのが嬉しいですね。その後の、Presidential Symposiumでは、大御所が登場。Mark Hallett博士(USA)からは、Experimental medicine and functional neurological disordersのご講演。Mark Hallett博士は私が留学していたNIH(USA)の重鎮、講演は言うまでもなく素晴らしく納得。次は、論文をよく拝読させて頂きましたJosep Dalmau博士、Autoimmune encephlalitis: the basics and the latestで自己免疫脳炎の内容が流れる様に分かりました。流石としかいえないです。

 

 

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