カラオケ好き?嫌い?
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去年の秋から物理の勉強を始めた。
大学時代の専攻なのだが、卒業してン十年経つと、簡単な微積もできない。
最初のうちは子供が使っていた黄チャートを譲ってもらい、高校数学から復習をスタート。
一方で、微積の復習本や高校数学でわかる線形代数の本などをテキストに、ノートにまとめていた。
しかしいつまでも数学ばかりやっていると目標には辿りつかない。
そこで物理数学や大学教養レベルの力学、そして難しいなりについていこうと頑張っている解析力学を始めた。
物理の再履修の目的は、SF小説の小道具として使うためだ。
世界設定をするのに、相対論、ビッグバン、量子力学といった知識が必要になる。
しかしそれをそのまま読者には伝えず、基盤として使用するだけなので、そこまで意地になって勉強する必要はないかもしれない。
第一専門書ではないので、そんなことをすれば(一部を除き)読者は離れていく。
ただ、初めに世界観を丁寧に作っておくと、そのあと執筆するのに迷いがなくなるのも事実だと思う。
タイムトラベルひとつとっても、真剣に考え始めると、パラドックスに落ちいってしまう。
だからといって細かく設定せずともいいのだろうが、それができない性分だから、もうこれは諦めるしかない。
最近は、並行宇宙と多世界解釈の違いが逆にわからなくなり、タイムトラベルのパラドックスをこれに当てはめて良いのか悩んでいる。
宇宙想像のビッグバンが起きた時、それを観測する知的生命体がいなくても、矛盾なく世界は決定するのだろうか、と思い始めたら、外宇宙に神の存在を想定しないといけないのだろうか?
聞くところによると、かの有名なホーキング博士の説だと神は必要ないらしい。
ただ、大天才の導いた理論を素人が理解できるはずもなく、結局一般向けの本に頼ることになる。
だからといって、難しい数式と格闘するのはやめられない。
すでに導かれたものだとしても、微分方程式が解けたときの達成感は、難問パズルを解いた後と同じものがある。
まあ、錆びついた頭にさす油としては、これ以上のものはないだろう。
というわけで、今日もニュートン力学と微分方程式に取り組む。
長く険しい道のりとわかっていても、愛するSFのために頑張るのであった。
お久しぶりです。
今年も、あとわずかで終わりですね。
体調不良から、Twitterくらいしか見に行けない日が続いていましたが、年末のご挨拶に出てきました。
今年はいろいろありましたね。
個人的にもアップダウンの激しい一年でした。
体調の波も激しくて、MacBookすら起動することのできない日々が続いていました。
それでも年末になり、執筆意欲も徐々に蘇って来たようで、ここ一週間ほどMacBookを立ち上げ、ポツポツと執筆のアイディアを入力したり、昔書いた原稿を読み返したりして、気持ちを盛り上げています。
2021年は、短編SFを仕上げて、公募にも再挑戦したいと思えるようになってきました。
でも無理はできない。
ドクターストップがかかっています。
というわけでどこまでブログを書けるかは分かりませんが、また見かけた時はよろしくお願いします。
みなさま、良いお年を。