今日は、三国志オンラインの世界と、
史実の違う点をあげてみたいと思います。
コーエーの三国志オンラインは、三国鼎立の形になった、
劉備が蜀入りした以降の時代が、舞台となっていますね。
しかし、ゲームとして面白くするためのものかどうか、
史実的なものを変えてあるようです。
まず人物についていうと、
歴史的に見るとその時点で、死んでいるはずの人が生きている。
蜀や魏については、あまり見かけられませんが、
呉に関しては、孫策や周瑜、太史慈が生きています。
にもかかわらず、君主は孫権です。
史実では孫権が君主になるのは、孫策の死後、
そのあとを引き継いで君主になっているので、ここは大きく違っています。
そしてなんと、
この世界では董卓は生きているかもしれない。
ということになっています。
董卓というひとは、後漢王朝末期の混乱に乗じて、
一時は政権を掌握し、
やりたい放題をやったあげく、
王允と呂布によって殺された人です。
そして董卓を殺した呂布も、のちに曹操によって倒されているのですが、
2008年8月のアップデートの情報を見ると、
三国志最強の武将が出てくるとなっています。
コーエーの三国志のゲームで、つねに最強の位置にいる人物。
それは、
呂布 奉先が出てくるということ!
人に関しては、なんでもありということですね。
人以外でいえば、
荊州の一部は中立地帯となっていて、
三国のいずれの領土にもなっていません。
これは初心者ゾーンとしているためですね。
本来、魏の領土である長安も中立地帯となっていて、
許昌にいるはずの、後漢の最後の皇帝・献帝がいます。
大きな点でいえばこんなところでしょうか。
今日はこんなところです。