みなさんこんにちは!
せるげれんです。
ホルチンはだんだん暑くなってきましたよ、最近では、昼間は30℃くらいまで気温が上がります。地面の乾燥も進みますので、毎日現場に出かけて灌水作業に大忙しです。
特に水をしっかりかける必要があるのが、2020年や2019年に植栽した、年数の浅い小さな松の苗木です。これらは、まだ根が地面深くまで届いていないので地下水を吸うことができず、乾燥に弱いからです。
(松は生長が遅いからね)
何度か灌水作業は紹介していますが、緑化隊のバケツリレーとは違い、スタッフや住民の作業員による灌水作業は少人数で苗木の本数も多く広範囲に及ぶので、井戸から組み上げるポンプに繋いだビニールホースをみんなで抱えて直接松の根元に掛けます。
また、ホースで水をかける前に、苗木を中心とした地面を「たらい」のように鍬で整えます。
これは、苗木周辺の草を取り除くことと、さらに灌水の水が苗木の回りに貯まりやすいようにするためです。せっかく水をかけても、傾斜地などでは苗の周りから流れてしまい、根が吸うことができないからです。
5月中旬から6月下旬までの約1ヵ月半は、松の新芽が伸びる時期です。新芽はとても柔らかく、不注意で灌水のホースなどがぶつかると簡単に折れてしまうので、普段よりも注意してゆっくりたっぷり灌水をしています!
この画像の、房のようにみっつに分かれている部分が、新芽です。松は、幹も枝も一年で一節生長しますので、とてもわかりやすいんですよ。
(ここが、結構簡単にぽっきりいっちゃうんですよね。。)
ちなみに、この時期に緑化隊を実施していないのも、この新芽の部分が輸送中や植栽時に傷んでしまい、苗が枯れてしまうからなんです。つまり、この時期は冬季を除き、松を植えられない唯一の時期でもあるんです。この時期でもやっていただける作業はいろいろありますが、やっぱり植栽作業がないと寂しいでしょ?
(バケツリレーばっかりやった隊もあったけど、少しは植えたもんね)
(おしまい)
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