No.792 さよなら、草原列車 | ryokukanetworkのブログ

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砂漠緑化活動を行うNGOのスタッフブログ。農村出身の若者達の日常がメインです。中国の農村の日常を綴ったブログはレアかも?まったりゆるゆる系でボチボチ更新します~!

みなさんこんにちは。

さっちゅです。

 

私もうぇんじゅんさんと同じく、列車の話題をお知らせします。

このたび、長い歴史を誇る草原列車のが廃止されました。

 

べいぷさん、乗ったことあるってたーろんさんが言ってましたが、ほんと?

(1999年初秋、これに乗って初めてホルチンに来ました。残念だなぁ)

 

 

 

草原列車というのは、内蒙古の省都である呼和浩特(フフホト)と

草原が美しい国境の街、満州里(マンシュウリ)を結ぶK274列車のことです。

 

 

 

(この切符!!懐かしいなぁ)

 

ちなみに、列車番号のKは快速の意味、フフホト行きの上りはK275列車なんです。

 

約2,500kmの走行距離を34時間もかけて走るんですよ。

(私は途中の通遼で下車したから、22時間だったかな?)

 

 

 

 

乗車時間が長いので、近くの席の人と友達になれちゃうらしいです。

(なったね!知らない人とめっちゃ飲んだw)

 

 

この列車の運行が始まったのは、1980年だそうです。

今はディーゼルですが、蒸気機関車で引っ張っていたこともあったそうですよ。

(SLにも乗ったな。あれは緑化隊だったね。)

 

 

 

私はまだ生まれていません。

父はこの列車に乗ったことがあるそうですが、

当時は通遼からフフホトに行くにはこの列車しか手段がなかったそうです。

いつでも人が大勢乗っており、春節などで学生や出稼ぎの人が移動する時は通路はおろか、

座席の下まで人や荷物であふれていたそうです。

(座席のグレードによりますが、安い席はぎゅーぎゅーでしたね)

 

 

 

雪が降るような寒い日でも、人が多いので半袖で十分だったそうですよ!?

(暑い寒いのレベルではなくて、苦しそうだなぁ。。)

 

 

ちなみにこれくらいだとかなり空いてるそうです。ほんとですか?

(ほんとだよ)

 

 

そんな40年以上も歴史がある草原列車ですが、このたびついに廃止されてしまいました。

 

飛行機や、先にうぇんじゅんさんが紹介した高速鉄道など、

移動手段の選択肢がたくさん増えたことが原因でしょうか?

(より速く、より便利に。便利ではありますが少し寂しいね)

 

最近の新型肺炎の影響もあるかもしれませんね。

 

 

(めっちゃ、密だもんね。)

 

 

私も一度乗ってみたかったですが、こういう列車はどんどんなくなっていくのでしょうね。

(中国乗り鉄の旅、なんてのも面白そうだね。実際面白かったよ。)

 

 

 

 

(おしまい)

 

 

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