こんにちは、せるです。
さて、ビゲルで作業をしたあと、いよいよ最終目的地、
バルタさんのゲルに向かいます。
6月に訪問したときは、ビゲルの集落近くの冬営地にいらっしゃったのですが、
その直後に夏の草場に上がっていったとのこと。
そして今回ツアーの目玉。
自分達で、ゲルを建てます!
苗畑整備のため温室として使っていたゲルを解体し、
緑化隊宿泊用として利用するのです。
ゲルは前回ウランバートルで買ったのですが、いろんな用途に使えますね。
(温室は本来の用途じゃないけどね)
バルタさんのゲル付近に、既にミンガさんが運んでくれていて、
バルタさんのゲルから50mほど離れたところに場所を選んでおいてくれました。
まずは、蛇腹状の壁面を衝立のように開いて、円形を作ります。
ちゃんと湾曲してあるので、数枚をつなぎ合わせるとぴったり丸くなります。
このように、固定はほぼ全ての行程で、紐で縛り付けるだけ。
釘などは当然一切使いません。
ただ、当然扉が必要なので、そこはちゃんとスペースが空いてます。
わりとしっかりした扉ですね、これも、壁の蛇腹と紐で結んで固定します。
そのあとは、日本の家屋で言うところの、棟上げ?という事になりますか?
(合ってます)
大黒柱っていうの?2本の柱のうえに、天窓にもなる丸い骨組みを付けて持ち上げます。
上に乗っているのが大黒柱の二本。
そしてその下の梁?みたいなのを、この輪の回りに空いている穴に差し込み、
壁の蛇腹と結んで固定します。
何もしてないンじゃないですよ、ちゃんと支えてないと倒れちゃいますからね!
(ナイスカメラ目線)
こうして一本ずつ挿しては固定を繰り返すと
こういう状態に。
(蛇の目傘みたいですな)
これでやっと骨組み完成。
でもここからが長いんですよね。。
(続く)
↓ポチッとお願いします。