No.715 モンゴル緑化隊2019(その4) | ryokukanetworkのブログ

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砂漠緑化活動を行うNGOのスタッフブログ。農村出身の若者達の日常がメインです。中国の農村の日常を綴ったブログはレアかも?まったりゆるゆる系でボチボチ更新します~!

こんにちは、せるです。

 

 

さて、ビゲルで作業をしたあと、いよいよ最終目的地、

バルタさんのゲルに向かいます。

 

6月に訪問したときは、ビゲルの集落近くの冬営地にいらっしゃったのですが、

その直後に夏の草場に上がっていったとのこと。

 

 

 

そして今回ツアーの目玉。

自分達で、ゲルを建てます!

 

苗畑整備のため温室として使っていたゲルを解体し、

緑化隊宿泊用として利用するのです。

 

ゲルは前回ウランバートルで買ったのですが、いろんな用途に使えますね。

(温室は本来の用途じゃないけどね)

 

 

 

バルタさんのゲル付近に、既にミンガさんが運んでくれていて、

バルタさんのゲルから50mほど離れたところに場所を選んでおいてくれました。

 

 

 

まずは、蛇腹状の壁面を衝立のように開いて、円形を作ります。

ちゃんと湾曲してあるので、数枚をつなぎ合わせるとぴったり丸くなります。

 

 

このように、固定はほぼ全ての行程で、紐で縛り付けるだけ。

釘などは当然一切使いません。

 

 

ただ、当然扉が必要なので、そこはちゃんとスペースが空いてます。

わりとしっかりした扉ですね、これも、壁の蛇腹と紐で結んで固定します。

 

 

 

 

そのあとは、日本の家屋で言うところの、棟上げ?という事になりますか?

(合ってます)

 

 

 

大黒柱っていうの?2本の柱のうえに、天窓にもなる丸い骨組みを付けて持ち上げます。

 

 

 

上に乗っているのが大黒柱の二本。

そしてその下の梁?みたいなのを、この輪の回りに空いている穴に差し込み、

壁の蛇腹と結んで固定します。

 

 

 

 

 

何もしてないンじゃないですよ、ちゃんと支えてないと倒れちゃいますからね!

(ナイスカメラ目線)

 

 

 

こうして一本ずつ挿しては固定を繰り返すと

 

 

 

 

こういう状態に。

(蛇の目傘みたいですな)

 

 

これでやっと骨組み完成。

 

 

でもここからが長いんですよね。。

 

 

(続く)

 

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